学校日記

構造化・PECSによる指導 子どもの変容紹介10

公開日
2018/11/19
更新日
2018/11/20

研究・研修・実践報告など

児童生徒:高等部男子
指導支援:個別スケジュール・自立課題・ワークシステム・PECSフェーズ6,PECS4+
変容:
 聴覚過敏でイヤマフを使用している。ご家庭では,以前より主治医助言のもとスケジュール・PECSに取り組んでおられる。
 学校では昨年より個別スケジュール・自立課題・ワークシステム・PECSフェーズ4,PECS4+に取り組む。
 昨年度は,「〇〇くん,うるさい,静かにして下さい」の3語文カードを相手に持って行けるようにトレーニングすることで,本人のストレス軽減に取り組んだ。
 毎日のスケジュールについてはほぼ把握していて,登校してまず自分の机上にあるスケジュールボードに,その日の活動から放課後デイの行き先まで作成している。カードが見あたらない場合,近くにいる指導者に「〇〇」もしくは「〇〇下さい」と2語文程度で要求する。
 自立課題・ワークシステムについても,ほぼ自立してこなしている。スケジュールの中止・変更・挿入については,視覚支援で混乱なく理解できている。指導者の指示を見て聞こうとする姿勢が見られる。
 発語はエコラリアがほとんどだが,イラストや写真ひらがななど視覚支援を使用することで意志の通じ合うことが多い。複数のカードから自分の意志で選択も可能。色や形、担当者の名前を入れるなど、3語文以上をPECSで広げていくことでコミュニケーションの質は確実にアップすると思われる。