構造化・PECSによる指導 子どもの変容紹介8
- 公開日
- 2018/11/13
- 更新日
- 2018/11/13
研究・研修・実践報告など
児童生徒:高等部女子
指導支援:スケジュール・自立課題・PECSフェーズ2〜3a
変容:
発語はない。眠い時や調子のいい時は自立して歩くが,不調の時は指導者の手を要求し移動したりソファに座っている。PECSは小さいときに主治医のもと取り組んでいたが,行動が不安定な時期もあり,中断していた。一昨年度より再開している。
スケジュールや写真カードによる場所や活動の視覚支援も取り入れ,少しずつ取り組んでいる。
強化子はいつも座っているソファとCD・ピアノ演奏など。特に,ソファは段ボール衝立の表にカードを貼付け,活動場所から教室に戻った時にはほぼ自発的な要求ができている。以前はカードを全く見ずに手を伸ばして間違えることも多かったが,カードを2枚使って選ぶトレーニングを続ける(最初はカードの大きさも極端に異なるサイズのもの使っていたが,今は,ほぼ同じサイズのカードを使用)ことで,最近はカードを見る回数が増え,間違えなくなってきている。
スケジュールも発声で拒否的な反応を見せることがあっても,カードで何回も伝えると時間はかかるが納得する。空腹や排せつなどの体調や季節の変わり目など,体調不良時はなかなか納得できないようだが,肩の力が抜けるときにはカードの練習もスムーズにできることがある。