学校日記

「第19回障害のある市民の雇用フォーラム」

公開日
2012/11/16
更新日
2012/11/16

最近の行事

 去る11月13日、「第19回障害のある市民の雇用フォーラム」が開催されました。
 冒頭の総合支援学校(総合養護学校)卒業生の勤続5年表彰におきまして、会場の皆様から暖かい拍手をいただきました。受賞者のみなさまにとって大きな励みになりました。本年度の受賞者の方々は、平成16年4月、京都市立養護学校が京都市立総合支援学校として再編され、高等部に職業学科が創設された年度に入学されたみなさんです。これまでになく、多くの受賞者がありましたことは、後に続く後輩にとりましても、私たち教職員にとりましても大きな励みとなります。受賞者の皆様の弛まぬ努力を讃えるとともに、改めまして、各総合支援学校において職場実習でお世話になっていた頃からこのかた、かげにひなたにご支援くださいました職場のみなさまに深く感謝申し上げます。
 表彰のあと全体会では、総合支援学校の就労に向けた取り組みを本校の生徒より報告いたしました。この後、三つの分科会に分かれました。
 第一分科会では秦コンサルティング代表の秦政(はたまこと)氏より、「職域開発と雇用創出をめざす障害者雇用について」をテーマに講演いただきました。厳しい社会情勢のなかではあるが、社会の戦力として障害のある青年を労働力とすべきであること、そのために、送り出す側、迎え入れる側が互いに支え合わないといけないことについてお話いただきました。
 講演の後の討議では、秦氏のコーディネートの下、参加いただいた各企業より、それぞれの現状や取り組みについて報告や質疑をしていただきました。様々な、状況について情報交換ができ、何が課題なのか、どうしたことに今後取り組んでいくのかといった方向性についても示唆いただける有意義な会となりました。
 第二分科会では、「雇用継続を支援する相談機関の役割について」をテーマに、京都障害者職業センターより職業準備支援を中心に報告いただきました。そのなかで、離職についての状況も話題になり、就労継続支援について主に関係機関の間での情報交換を行いました。
 第三分会会では、「就労に向けて学習中の在校生と就労している卒業生から」をテーマに、まず、白河総合支援学校3年生から、白河総合支援学校の職業に関する専門教科を班ごとに紹介したあと、自身のこれまでの産業現場実習経験について報告しました。職場の人とコミュニケーションをとることの大切さを訴えてくれました。続いて、鳴滝総合支援学校卒業生を雇用されている洛和会ヘルスケアシステムより、事業所としての社会責任として受け止める積極的な雇用の経緯や、雇用前の実習受け入れの状況についてお話いただきました。また、卒業生より、自分の職業人としての心構えや、在学時から現在までの体験について報告いただきました。後の意見交換では、雇用継続のための取り組みや、アフタケアについての質問や意見がありました。
 企業のみなさま、関係機関、関係機関の皆様、そして、卒業生のみなさん。お忙しい中、雇用フォーラムに参加いただき、いろいろなお話をしていただきましたこと厚く御礼申し上げます。
 次年度は20周年という節目の年になります。こうした、会を契機に、卒業生たちの雇用が広がってまいりますことを願っております。どうか、みなさま、今後ともよろしくお願い申し上げます。
校長 芝山泰介