【2年生】慶應義塾大学主催SFC未来構想キャンプin京都②
- 公開日
- 2026/08/05
- 更新日
- 2026/08/05
スクール・ライフ
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8月4日(火)、慶應義塾大学主催のSFC未来構想キャンプin京都の2日目の活動が行われました。
前日のフィールドワークやグループディスカッションをもとに、生徒たちは「右京区役所の新しい空間の使い方や利用方法」について提案をまとめ、京都市長、右京区長、京都市教育長をはじめ多数の京都市役所の皆様を前に発表を行いました。
発表に向けての話し合いでは、多くのアイデアが生まれる一方で、それらを一つの提案としてまとめることに苦労していたようです。参加した生徒からは、「自分の考えたことや思ったことを言葉で表すことが難しかった」という振り返りがありました。しかし、「話し合いこそが自分たちの考えを伝え合うために必要なものであり、これからもっと身につけていかなければならない力だと感じた」とも語っていました。
本校生徒のグループは、「人と人とのつながりをつくれる場所」というテーマのもと、既存の区役所の概念にとらわれない大胆な提案を発表しました。生徒によると、「他の班に比べて現実的というよりも、少しクレイジーな発想の提案だった」とのことでしたが、若い世代を含む多様な人々が集う空間を目指し、自由な発想で課題解決に挑戦しました。
また、生徒たちはグループディスカッションそのものからも多くのことを学んだようです。「相手の意見を全否定するのではなく、理由を伝えた上で自分の意見を述べていたことが印象に残った」という感想もあり、多様な価値観を尊重しながら議論を深める姿勢の重要性を実感したようでした。
講義では、慶應義塾大学SFCの石川初教授から、先入観を排除して物事を観察することや、課題の背景にある本質を考えることの大切さについてお話をいただきました。生徒たちは「課題を見つけるだけではなく、なぜそれが問題なのかを考えることが重要だと学んだ」「価値は人の視点や発想によって生み出されるという考え方が印象に残った」と振り返っていました。
発表後の講評では、松井京都市長から、生徒たちの柔軟な発想への期待とともに、公共施設は行政サービスを提供する場であるだけでなく、人と人とのつながりを生み出す場所になり得るというお話をいただきました。また、自由なアイデアを実現するためには、責任や運営、財源といった現実的な視点も重要であることをご教示いただきました。
慶應義塾大学の石川教授からは、「社会課題に唯一の正解はない」という言葉とともに、多様な人との対話を通して考え続けることの大切さが伝えられました。また、高校生のうちから地域や行政と関わり、自分たちの暮らす社会について考える経験そのものに大きな価値があるというお話もありました。
参加した生徒の中には、「同世代の参加者の意識の高さに刺激を受けた」「今までしたことのない経験を通して、自分自身ともっと向き合いたいと思った」と振り返る生徒もいました。1泊2日の活動でしたが、提案づくりや発表だけでなく、自身の将来や社会との関わりについて考える貴重な機会になったようです。
主催していただきました慶応義塾大学SFCの皆様をはじめ、運営に関わっていただきました京都市役所の関係の皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。