学校日記

課外活動チャレンジ説明会

公開日
2026/06/22
更新日
2026/06/22

学校の様子

 堀川高校では、月曜日は全学年授業が6限までで終わり、7限の1時間は、自ら学びをデザインする余白の時間になっています。その時間を利用して、生徒発信の面白い取組がありました。


 外部のコンテストにたくさん挑戦した26期生の有志メンバーが、27,28期生のコンテストへのモチベーションや解像度を高めたい、ということで企画された、「課外活動チャレンジ説明会」です。3つの取組に参加した生徒たちが、それぞれ6分程度、「コンテストの概要」、「挑戦してよかったこと」、「苦労したこと」を発表し、そののち後輩からの質問に答えました。以下に概要をまとめました。


(1) マイナビキャリア甲子園

発表内容:11月から3月が期間だが、実際には9月くらいから準備をした。自分の興味や関心がなかった新たな分野に飛び込み、経験を通して新たな知見を得る機会となったし、将来研究者を志望して大学に進むというキャリアプランに、実社会で活躍するという視点も加えることができた。新たな分野だからこそ、苦労もしたが、メンバーの得意な点をバランスよく活かせるようなメンバーを組み、お互い一緒に戦っていく「仲間」と捉えて活動した。


後輩からの質問:きっかけは?

「探究道場」の先輩が挑戦していた姿を見て、自分たちも挑戦したいと思った。どうやってチームを組むか悩むところだと思うが、お互いの特性をよく考え、メンバーがうまく活躍できるバランスを考えるとよいのでは。



(2) 高校生ビジネスグランプリ

発表内容:ビジネスに興味はないという人にこそ聞いてもらいたい。コンテストという枠を超えて、「起業してほしい」ということを伝えたい。探究とビジネスの親和性は高く、「大好きなもの=探究」を通して、自分と社会が共に成長していく、という点にビジネスの魅力がある。コンテストのテーマは自由だからこそ、自分の好きなテーマを活かすことができる。私は「発達障害はグラデーションである」という観点で社会を見ることで、グラデーションの中で微妙なところにいる人に様々な方面から支援をするというビジネスを考えた。これはあくまで自分の探究の延長線上にあったテーマなので、それぞれの興味でぜひ取り組んでほしい。「目的意識を持つ」「たくさん行動する(これが視野の拡大、行動改善につながる)」ことを大切にしてほしい。


後輩からの質問:①探究テーマを決めたきっかけは? ②探究の本当のスタート地点は? ③探究とビジネスを結び付けるコツは?

①身近な人の経験。個々の経験が探究につながる。そのオリジナリティがビジネスにおける付加価値になると思っている。

②JUMP(2年前期の探究)までは全然違う探究をしていた。発達障害については中学から取り組んできたテーマではある。堀川高校をうまく利用してほしい。

③その探究の社会的意義に立ち返ることが重要。


(3) 科学の甲子園

発表内容:友人、コミュニケーション能力など、自分が得たい様々なものを科学の甲子園を通して得ることができる。理科4科目と数学、情報の授業などで得た知識を発揮していく機会になる。京都府予選は筆記。全国大会前は筆記対策と実技(実験)準備を頑張った。徹底的な対策が必要。全国大会では筆記試験と実技があるが、実技は楽しむのが大切。実験能力、ものづくり能力、世界の広がり、、などなど、たくさん得られたものはある。活動を始める当初よりメンバーがすごく仲良くなった。対策不足や要項の読み落としなどの反省もある。(実際の実験の様子も写真や動画で共有してくれました)


後輩からの質問:大会本番に持ち込んではいけなかったものとは?

実験器具の台の部分。本番で作らないといけなかったが、作ったものを持ち込めると思っていた。  (なんと!)



 3組の発表終了後、締めの言葉として、コンテストに参加する前は苦手なこともあったが、チームメンバーとしての責任を果たしたいという思いから、猛勉強するきっかけになり、苦手が得意に変わっていった。現状に不安があっても、勇気を出して参加してみてほしい。やらない理由を探すより、なんでもやっておいた方がいい、と後輩へのメッセージを伝えていました。


 「学ぶことはたのしい」ということを原点に、個々の「学びたい」気持ち、「ワクワク」を大切にしてきた「泉」の26期生(3年生)の想いが、探究活動真っただ中の27期生(2年生)の探究心に火を「灯」し、堀川高校での3年間が始まったばかりの28期生(1年生)の3年間の可能性を大きく広げる「響」となったはずです。有志で企画してくれたみなさんの想い、繋がりますように!