【1年 地理総合】地球環境問題の解決に向けた糸口を探る!
- 公開日
- 2026/02/05
- 更新日
- 2026/02/04
学校の様子
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1年生の地理総合の授業では、環境問題の単元で、地球環境問題の解決の糸口を探るために、関係構造図を用いたワークを実施しました。諸要素の関係を考え、原因と結果を矢印でつなぐことで、地球環境問題全体の関係性をつかみ、さらに矢印の向きに着目することで全体の根本となっている原因は何なのか、どこにアプローチしていくことで地球環境問題を食い止める糸口となるのか、グループで議論しました。また、9つの領域を自然領域・人文領域の2つに構造化し、矢印の流れの傾向をつかむことで、地球環境「問題」とされる問題はどう定義できるか、ということについても深堀りしました。
最後に、ある本に書かれていた電気自動車にフォーカスし、クリーンエネルギーとして期待されている電気自動車は、普及が進むことで地球環境問題の解決策となりうるのかについて考えました。電気自動車のバッテリーに用いられるリチウムやコバルトはおもに発展途上国で採掘され、採掘場では大量の地下水のくみ上げが行われていたり、労働形態に問題があったりとさまざまな課題を抱えていることに触れ、実は環境問題への対策として実行されていることが、私たちの見えないところで新たな問題を引き起こしているという事実があることを学びました。たとえばSDGsも、「取り組んでいる」という前向きな錯覚を引き起こすことで、こうした問題を不可視化しているのではないか、という問題提起をしたタイミングで授業終了のチャイムが…。
グループ交流の際には、「これは本当にボトルネック(問題の本質)と言えるのか」や「こっちの方が原因の根本やろ」といった声が聞こえてきて、お互いに議論が白熱している雰囲気が伝わってきました。