学校日記

【灯の27期生(1年生)】京大ツアー

公開日
2025/08/04
更新日
2025/08/04

学校の様子

 8月1日(土)、1年生約130名を対象に、堀川高校を卒業した現役京大生にご協力いただき、京大ツアーを実施しました。
 講義室に集合後、昨年卒業した学部1回生の京大生約20名が、1名につき6〜7名を担当し、キャンパス内を案内してもらいました。「この楠が京大のエンブレムにもなっている木やで」「ここは総人広場って呼ばれてて、昼休みには毎日政治的な演説をしている人たちがいるよ」「ここが食堂で、一番おいしいのは大学芋」など、4月からの日々の大学生活を伺いながら、キャンパスを見て回り、時計台前では記念写真を撮影できました。
 散策後は、講義室に戻り、17期生、21期生の3名の卒業生から、堀川高校での高校生活や京都大学での学生生活を聞くことができました。文学部4回生の、「言葉でもって自分自身を探究し、言葉でもって自分の像を書く、描く、彫り出す」「これが自分自身ですと正々堂々と提出できる言葉を探す」という高校時代の探究活動から学部時代、就職活動まで通底する自分の関心を表現した言葉や、理学部博士課程の先輩の「我々はどこからきてどこへゆくのか、どこならゆけるのかを知りたくて、高校の探究からハビタブルゾーンに焦点を当てて活動していたがJUMP発表会では軌道の計算過程の導出方法も覚えておらずボコボコにされた」「基本的に今の興味≠将来やること≠探究基礎でできること。だが、大事なことは自分の知識欲を正しく満たす方法手段を知ること」「堀川高校での探究を初めとする経験はプリミティブな疑問を無視しがちになるのを止めてくれた」などの言葉が印象的でした。
 その後、大学1回生が各グループに入り座談会を行いました。初対面の大学生を前に緊張しながらも、高校時代の探究テーマや、文理選択における考え方、受験学部の決め方、勉強や学校行事への取り組み方を質問したり、京都大学に入学して驚いたことや、面白い人はいますか、など京都大学への疑問を率直にぶつけたりして、答えを聞き、たくさんメモを取っていました。

 座談会後は、代表生徒が「文理選択を前に、将来のビジョンがはっきりしてない人も多い中で、今日実際話を聞いて、堀川高校でも大学でも自分自身の興味が関わっているのを強く感じた。堀川高校生だった京大生の方と関われて嬉しかった。」とお礼の言葉を述べました。それに対し、24期生(現役1回生)の代表を務めていただいた2名の学生からも、「大学では友人と毎日会うことはないから、高校でたくさんの失敗が許されるうちにいっぱいの経験をして、お互いに深い人間関係を築いてほしい」「キラキラしてて未来に満ち溢れている27期生とお話しできて嬉しかった。堀川は文化祭もめっちゃ楽しい。波瀾万丈、一致団結、紆余曲折を経て綺麗な劇をつくり上げられる。先輩の劇もぜひたくさん見に行って」など、激励のメッセージをいただきました。

 探究活動や生徒主体の活動に正面から向きあう時間が豊富にあり、そこでの共通経験があるからこそ、長い人では卒業後10年が経っている卒業生と、高校生になってまだ3ヶ月の1年生が、「息や暁など学年の一字」や、「HOP」、「宿研コース長(宿泊研修の各コースのリーダー)」、「学説(学校説明会)スタッフ」などの言葉で、一瞬で心理的に強くつながることができ、未来の自分の姿を描けるのかなと感じました。1年生にとって、今の活動への意欲を改めて強くしたり、文理選択への指針を持ったりするきっかけになっていればよいな、と思います。

 とても暑い休日に、声を掛け合って協力していただいたすべての卒業生、当日の運営にあたってご尽力いただいた様々な方々、本当にありがとうございました。