学校日記

団体鑑賞『ジャンヌ・ダルク−ジャンヌと炎』

公開日
2015/06/11
更新日
2015/06/11

学校の様子

 本校では、日常的に体験できない文化や芸術性豊かなものにふれる機会として毎年団体鑑賞を実施しています。今年度は6月9日(火)京都府立文化芸術会館において、東京演劇集団「風」による『ジャンヌ・ダルク−ジャンヌと炎』を鑑賞しました。

 この演劇は「声を上げる機会の少ない世界中の若い人たちに、一人の少女が起こした〈奇跡の物語〉を見せたい、そして声をあげることの重要性を知ってほしい」という監督浅野佳成氏の提案をきっかけに、ルーマニアの現代作家マテイ・ヴィスニユックが書き下ろした作品です。にぎやかに会場に入ってきた役者たちがジャンヌの物語を語り始めますが、そこで語られる少女は“いま・ここに“いる存在として観客の前に立ち現れます。監督の「この舞台が若い観客たちのある才能の一断面、ほんの一片でも刺激できればと願います」というメッセージの通り、生徒たちの感想文の中からは多くの感動が伝わってきました。

 また、中間試験も終わり各クラスこれから学園祭に向けて気合が入ってくるタイミングということで、鑑賞後希望者によるバックヤード見学と役者さんとの座談会を企画しました。全校の約3分の1の生徒が舞台に上がって説明を受け、衣装や小道具に直接触れさせていただき、おおはしゃぎ。その後の舞台美術、照明、音響、座談会の各分科会にも総勢60名の生徒たちが熱心に耳を傾け、質問を投げかけていました。
 劇団員の方々が本当に丁寧に対応してくださり、生徒たちにとってはとても貴重な体験になったようです。キャストのお一人から上演中客席からの熱気が伝わってきた、という感想をいただきました。この経験が文化祭のクラス劇にどう生きてくるか楽しみです。