第43回入学式 式辞
- 公開日
- 2016/04/07
- 更新日
- 2016/04/07
校長室から
醍醐の里に恵みをもたらす,春の雨が降るこのよき日に,多数のご来賓の方々と保護者の皆様のご臨席を賜り,平成二十八年度入学式が挙行できますことを心から感謝し,厚くお礼申し上げます。
さて,百十六名の新入生の皆さん,ご入学おめでとうございます。皆さんの入学を教職員一同,心から歓迎します。
さて,皆さんは小学校を卒業し,今日から,栗陵中学校の生徒として学校生活をスタートすることになります。私たち教職員は,皆さんが健康で心豊かに成長していってくれることを願っています。
しかし,皆さんの中には中学校生活に少し不安や心配なことがある人もいるはずです。 どうぞ,遠慮なく先生に相談してください。
栗陵中学校は昭和四十八年四月に醍醐中学校池田分校として開校し,翌,四十九年四月に栗陵中学校として独立し,開校しました。この栗陵という名前は平安時代に栗栖野郷と呼ばれ,少し小高い丘陵の地であったことから名づけられました。
今年は四十三回目の入学式となります。この間,栗陵中学校は生徒・教職員のみならず保護者,地域の皆様方に支えられ,伝統を築きあげてきました。
栗陵中学校の教育目標は「豊かな心を持ち,未来を拓く人を育てる。」です。
新入生の皆さんは,中学生として,自分自身の目標を考えていますか。将来の夢や希望をもって,「こんな自分になりたい」「こんなことができる自分になりたい」「人のためにこんなことがしたい」という「志」をしっかり持ってほしいと思います。このような目標や「志」を持つことが,これからの中学生生活を豊かにし充実させたものとなっていくのです。
ここで,皆さんの未来が輝いていくために,大切な三つの心についてお話しします。
一つ目は「一生懸命な心」です。学習や部活動,学校行事等で一生懸命取り組むこと,みんなと協力することです。何事も思うようにいくわけではありません。うまくいかない方が多いのですが,粘り強くあきらめないで,努力を積み重ねていくこと,失敗を恐れずチャレンジすることが大切です。自分に自信が持てるよう「一生懸命な心」をもって,取り組んでください。
二つ目は「思いやる心」です。
人は誰でも幸せになりたいという願いをもっています。学校に行ったら「楽しい学校生活が送りたい」「勉強がわかりたい」「みんなと仲良くしたい」こういった願いは自分の願いであると同時にみんなの願いでもあるのです。
安心して楽しい学校生活を送るためには,何でも自分中心ではなく,相手の気持ちを考え,相手を思いやる心をもって,ルールや約束を守り,行動することが大切です。
学校生活の中で,つらい思いや悲しい思いをしたり・させたりすることがないように,みんなで気を付け,心配りができる「思いやりの心」を大切にできる人になってほしいと思います。
三つ目は「感謝する心」です。
人は一人では生きていけません。周りの人からしてもらっていることを当たり前と思っていませんか。家族や地域の皆さんなど周りの人の支えに「感謝」できる人となってください。
最後に三つの心を育むためには,健康に過ごすことが大切です。中学校の三年間は,自分でもびっくりするほど,心や体がぐんぐん成長する時期です。 これからの三年間で,自分の一生を支えるため,強い心と体を養ってください。心と体を鍛えることから,自分を大切にし,人を大切にする人に成長してください。
次に保護者の皆様に申し上げます。本日はお子たちのご入学,誠におめでとうございます。本日から三か年の間,百十六名のお子様をお預かりいたします。
それぞれの生徒が,みんな輝いて成長していってくれるよう,教職員一同,誠心誠意,努力してまいりたいと考えております。何卒,保護者の皆様方の深いご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
終わりになりましたが,ご来賓の皆様には公私ご多用の中をご臨席いただき,高いところからではありますが,厚くお礼申し上げます。今後とも本校教育向上のため,ご理解,ご支援いただきますよう,お願い申し上げます。
それでは,新入生の皆さん,輝く未来へ向かって,皆さんが夢をつかむことができるよう,皆さんと教職員がお互い手を取り合って,さらにこの栗陵中学校を今よりも,もっと素晴らしい学校にし,「一人一人にとって日本一の 栗陵中学校」を創っていきましょう。
以上を持ちまして式辞と致します。
平成二十八年四月七日
京都市立栗陵中学校
校長 水野 博之