ちょっといい話—155・156—
- 公開日
- 2014/02/07
- 更新日
- 2014/02/07
学校の様子
寒い日が続きますが,心が温まる「ちょっといい話」(「心に響く感動する話」より)を紹介します。
人生にはいくつかの節目,節目があります。その節目の中には,周りからお祝いをしてもらえる節目があります。「感謝」はもちろんですが,もう1つ忘れてはならないのは「決意」です。今日はそんなお話を紹介します。
いよいよ来週の月曜日と火曜日は京阪神の「私学入試」です。これもまた人生の大きな節目です。この節目には,特に「決意」が必要です。体調に気を付け,持てる力を存分に発揮してきてください。健闘を祈っています。
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『ワインセラー』
我が家には小型ながらワインセラーがあります。
けして裕福な家ではないし、平均的な狭い部屋です。でも両親がワインが縁で出会ったということもあって,よくワインを飲んでいました。しかし,ワインセラーに入っているワインは取り出されたのを見たことがありませんでした。子供の頃から変わらず同じワインがずっとストックされていました。
父は私の20歳の誕生日にワインセラーから1本のワインを取り出して一緒に飲もうと言ってくれました。それは私の生まれ年のワインでした。はじめてのワインで私はお酒に慣れず1杯しか飲めなかったけれど,両親は一緒に飲めるようになったのがとても嬉しそうでした。
2本目のワインは,私の就職が決まった時のお祝いとして家族で飲みました。その時には私も数杯は飲めるようになっていました。
3本目のワインが開いたのは,私が彼氏を自宅に連れて来た時でした。父は一緒に飲める息子が出来た、と喜んでいました。
結婚式前夜、両親にそれぞれの生まれ年のワインをプレゼントする予定です。これまで大切に育ててくれて本当にありがとうございました・・・。
『誕生日』
この間,俺の誕生日だったんだが・・・その日もバイトだったんだな。
それで,友達からもそこそこおめでとうメールは届くが,彼女はいないのでプレゼントとかもパーティ的なものは当然無い。俺のやっているバイトというのが,レストランとバーを合わせたような店で,夜は飲み会宴会の類も頻繁に行われていた。その日の客は特に始末が悪かった。一気飲みやら大騒ぎするやらで俺は最悪の誕生日を過ごしていた。
ようやくシフト時間も終わり、厨房でタイムカード押してあがろうとした時、どこからともなく店長が厨房へホールケーキを持って現れた。
俺はその時すごく疲れていたので,自分の誕生日の事なんかすっかり忘れて,
「ああ、客に今日誕生日の奴がいるんだな」
などと考えていると・・・
「ハッピーバースデー!トゥユー♪」
と歌いだした。俺はわけが分からずポカーンな状態。
すると店長の歌に合わせるように続々とスタッフが厨房に集合。集まってきたスタッフ全員で「ハッピーバースデー♪○○君♪」と歌いだした。俺はその時ようやく自分の誕生日を思い出し、感動して俺号泣。ケーキは店の隅でおいしく頂き、一人では食べきれないので店の女性スタッフに,
「仕事終わったらどうぞ皆さんで召し上がって下さい」
と言ってケーキを冷蔵庫にしまい、店を後にした。
いつも怒られてばかりだが・・・もっと頑張ろうと心に誓った日だった。