ちょっといい話—154—
- 公開日
- 2014/01/20
- 更新日
- 2014/01/20
学校の様子
昨日は,京都市内にも雪が積もりました。本日も寒さ厳しい1日でした。寒い日には,体の奥から温まりたいものです。今日はそんな「ちょっといい話」をいくつか紹介します。心から温まると,全身が元気になります。(「泣ける話・感動する話」より)
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『“世の中まだまだ捨てたものではない”と思ったこと』
★高校三年の受験前のころ。
学校帰りの電車でとなりのおばちゃんに寄りかかってぐっすりと寝てしまいました。普通なら攻撃を仕掛けてくるのに,そのおばちゃん,ずっと肩をかしてくれていました。おばちゃんが降りる駅になって起こされましたが,「気持ち良く寝てたのにごめんね,お勉強がんばってね」といわれました。手元にぼろぼろの単語帳を持っていたから気を使ってくれていたんだと思います。なんか心が暖かくなった冬の夜でした。
★珍しくボール遊び可の公園でキャッチボールをしていたら,子供たちが凧上げに来たので,俺達は端に寄ってキャッチボールをしていた。1時間くらいして,俺達はベンチで休んでいたら、凧上げしていた子供たちが寄ってきた。恥ずかしそうにモジモジしていたので
「どうしたの?」
と聞くと
「ありがとうございました」
と大声で言って,皆で走って帰って行った。
★デパートの前で待ち合わせしていた時,一人の人がいきなりしゃがんで何かを探し出した。落したものはコンタクト。気がつくと事情を察した彼女の周りの人が一斉に地面を探し出した。やがてコンタクトは見つかり,あっという間に人の数は減った。10分ほどの不思議な無言劇みたいだった。台詞は最後の,「あった」「ありがとうございます」だけ・・・。
★数年前。雨の中,学校帰りのバスを待っていた。濡れながらぼんやりとバスを待っていたのだが,ふと気付くと隣にいた人(多分上の学年の女の人)が並んで傘を差しかけてくれていた。あっという間にバスは来て,私は顔さえ見られないままバスに乗り込んだ。その人は一言も発しなかったし,こちらを見ることもなかった。そのさりげなさにやさしさを感じた。きちんと御礼を言いたかった。