ちょっといい話—151—
- 公開日
- 2013/12/27
- 更新日
- 2013/12/27
学校の様子
いよいよ今年も終わりに近づきました。大晦日,元旦,お正月・・・と,家族や親せきと過ごす時間も多いことかと思います。今日の「ちょっといい話」は,日常的によくある出来事の中にも,家族の固い絆を感じることのできるお話です。皆さんもこの機会に,あらためて身の回りにある「ちょっといい話」を探してみてください。今年最後の「ちょっといい話」です(「ちょっといい話」より)。
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『自転車に乗って』
我が家は、夫と私、長女、長男、次男の5人家族です。
夫は平凡なサラリーマンで、楽しみといえば、誰かの誕生日、クリスマス、結婚記念日など,何かの記念日に安い焼肉食べ放題に、家族全員で自転車に乗って行くことです。子どもが小さい時は、自転車の前後ろに乗せて走っていくこともありましたが、それぞれ成長し、一人一人自転車に乗って行くようになりました。
その時の自転車で走る順番が決まっていて、夫、次男、長女、長男、母である私の順番です。夜暗くて危ないのと、5人ともなると1列で走ると最後の人は赤信号でひっかかる可能性もあるので、子供達を夫と私とで挟んで走ります。
長男が中3の夏のことです。
「お母さん、先に行って」
と言いました。「僕が最後に行くから」と。途中上り坂があって、私は自転車を降りて押さないと登れません。長男に
「先に行っていいよ」
と言うと、
「僕もそんなに早く行けないから」
と言って最後尾を守ります。長男の優しさをとても嬉しく思い、頼もしく感じました。
私は家族に囲まれて、幸せに自転車のペダルを思いっきり踏みます。焼肉屋に行く回数が多すぎるのか、私は体重オーバー気味です。