ちょっといい話—121—
- 公開日
- 2013/05/31
- 更新日
- 2013/05/31
学校の様子
久しぶりの「ちょっといい話」です。今日は「自分の姿勢を貫く」、軸がぶれないカッコよさを教えてくれるお話です(「泣ける話・感動する話」より)。
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「最後にホームラン打ってくるよ!」
ある阪神の選手が引退を決意。
引退試合には一打席だけ立たせてもらえることになった。
愛する娘に
「パパ頑張ってくるよ」
と言うと,まだ幼いその娘は
「パパはどうしていつもホームラン打たないの?最後にパパのホームランが見たいよ・・・」
と言った。
その選手は二番打者タイプで、バントや流し打ちなどつなぐバッティングを期待されていた選手だった。だからその娘は,父親のホームランを見たことがなかった。それに気づいた選手は
「わかった。じゃあ最後はパパ,ホームランを打ってくるよ。」
と娘に言い,試合に臨んだ。
そして試合中,ランナー一塁の場面でその選手に打席が回ってきた。いつもより大きくバットを構える。相手投手も,ど真ん中にボールを投げる。そしてその選手は・・・バットを構え・・・,送りバントをした。
ランナーは二塁に進み,犠打の記録がつく。その選手は笑顔でヘルメットを掲げ,甲子園球場の声援に応えた。最後の最後まで自分のスタイルを貫いたその姿に,ファンも割れんばかりの拍手を返した。
そして試合終了後,娘のもとによると,その娘は約束を守らなかった父親に文句を言うこともなく,涙をためながら,笑顔でたった一言・・・
「パパ,お疲れ様,大好き!!」