学校日記

ちょっといい話—74—

公開日
2012/06/20
更新日
2012/06/20

学校の様子

 定期テスト1日目お疲れ様でした。ちょっと疲れた体には、「ちょっといい話」を読んで少し元気になってください。今回はショートストーリーです。日常のごくありふれたちいさな出来事の中にも、涙する「大変いい話」があるものです・・・!!(「本当に泣ける話・感動する話」より)。 
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          『少し泣いた・・・』

 残業で真夜中に帰宅した。妻は熟睡していた。
寝ていた3才の娘が目をあけて「おかえり」と小さな声で言った。
少し泣いた。

 昨日、桜の樹の下で嫁とお弁当を食べた。
桜の花が風で雪のように舞っていた。
花びらが嫁の髪にたくさんついた。
「来年もお花見しようね」て言われ、少し泣いた。

 ずっと補欠なのに毎週楽しそうに少年野球に通う息子に
少し泣いた…。

 さっき嫁さんと子供の遠足の話していたら、お互いの小さい頃のお弁当の話題になり・・・嫁さんのウチは裕福じゃなく共稼ぎで、特にお母さんは朝早くから夜までびっちり働いている人だった。小学校2年生の時、バスに乗ってリンゴ狩り(だったか)に行く日にお母さんが寝坊して弁当を作れなかった。嫁さんは勇気をふりしぼって先生に「お母さんが病気でお弁当が作れなかった」と言い、途中でバスを降りてパンを1個買った。お昼になり、一人だけパンを食べるのは恥ずかしくて隠れるようにしていたら、先生がきて半分弁当をわけてくれて、おまけに先生と二人きりだったから、ちょっとうれしかったらしい。ウチに帰ったらお母さんがいて「ごめんね、ごめんね」と抱きしめてくれたそうです。思い出したのか、泣きながらしゃべっていた。
俺も少し泣いた。

 私の誕生日。
花屋から、花が届いた。
仕事で、忙しくて、夫婦の会話もあまりない。
覚えていてくれたんだ。
嬉しくて、少し泣いた。

 この春進学で自宅を離れた息子の部屋をかたづけていた
デスクマットの下からメモ発見
「いつコレに気がつくかな〜?
 18年間有難うございました
 俺がんばるから・・・
 母さんも元気で頑張ってください」って・・・少し泣いた 

 昨夜お酒を飲んだら思い出してしまった・・
もう戻れない時間・・少し、静かに泣いた

 夜学の大学院に合格した。奨学金を借りるのに、ガキの頃からの友人に保証人になってもらった。「オマエが払えなくても、オレが払える金額だから気にしないで体に気をつけて学校と仕事の両立をガンバレ」と言われた。
ありがたくて帰りの車中で泣いた

 用事があって実家の近くまで行ったので、
用事が済んだ後、久しぶりに一人暮らしの母に会いに行った。
お土産のお鮨を二人で食べた。
帰り際に、いらないというのに、五千円を私のバックに無理やり入れてくれた。
年金暮らしで質素な生活を送っているのに・・・
娘だって40過ぎたいい大人なのに・・・
娘を心配する母の気持ちに少し泣いた。
ごめんね、今度はゆっくりお母さんに会いに行くからね。