ちょっといい話—55—
- 公開日
- 2012/01/31
- 更新日
- 2012/01/31
学校の様子
先日、友人が「人のために、自分に何か出来ることはないか」と考えていたところ、近所のお年寄りが一人暮らしをしている家の前の道に、穴ぼこがあいていたことに気づいたそうです。この穴ぼこは、いつも雨が降ると2、3日水溜りが残ってしまい、お年寄りが乳母車を押して通る時、よけて歩くのがとても大変そうに見えたそうです。
そこで、朝の散歩の途中で、その穴ぼこを埋めようと考え、近くの海岸から砂を持ってきて、埋めたそうです。そして、何日かかけて5メートルほど平らにしたある日の朝、その友人宅の玄関先に1本の大根と、
「いつも見ています。ありがとう!」
と書かれた手紙があったそうです。
友人もご主人もとても嬉しくて、その大根を家の仏壇に備え、今日夕飯に頂くのだ、と話してくれました。
その話をきいて、私も嬉しいやら感動やらで、涙が出そうでした。昔話のかさ地蔵を想いだしたりして・・・。そのありがとうの気持ちのこもった大根は、きっととろけるようにおいしかったでしょうね。友人がうらやましく、また誇りに思えました。
(志賀内 泰弘「感動する話し」より)
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※「人のために・・・」と考えることもステキな行為ですが、見返りを求めていなくても、温かい心を頂くと、更に心が温かくなるものです。そんな心のバトンパスがどんどんとつながっていけばいいですね・・・!!
(写真は小さな巨匠展での生徒の作品です。)