ちょっといい話−8−
- 公開日
- 2010/11/18
- 更新日
- 2010/11/18
学校の様子
言葉や文字は,相手に心を伝えるもの・・・
「いのちを謳う」と題して,大阪の詩人「里 みちこ」さんが,家庭・地域教育学級で講演(於:日野小学校)をされました。
『言葉や文字は覚えるものと思っていたけれど,人に楽しさや元気を与えるということを知りました・・・』。3年前に里さんの講演を聞いた当時小学校6年生の男の子が,直接校長室におられた里さんに会いに来て言ってくれた言葉だそうです。彼は,当時いじめをしているグループの中心にいたということでした。彼は,里さんの“いのち”の授業を受けた後,いじめをやめる決心をします。今度は「自分がいじめられるかもしれない」という不安を抱えながら・・・。なぜ彼は,“いじめられるかもしれない”という恐怖に打ち勝つことが出来たのでしょうか…?
「きしょい」「死ね」「うざい」・・・。「ありがとう」「ごめんなさい」「おはよう」・・・。“言葉には温度があるんだなあ”と,あらためて気づかされました。温もりのある言葉もあれば,その逆に人を冷たく突き刺す言葉もあります。『人を突き刺す言葉を言う・・・,しかし,その言葉は自分の心をも突き通すことになる・・・』深く考えさせられる講演でした。心が,魂が震えた講演でした。最後に感想を述べられた保護者の方々は皆,そのほとばしる思いを抑え切れず,涙しながらお話されていました。
最後に,新聞で紹介されていた詩を一編紹介します。
『いろいろな場面で詩は生まれる。ときに,別れの場面で。1996年,父が亡くなったとき,最後の枕元で「ありがとう。ごめんなさい」と呼びかけた。直後に,こんな詩が生まれた。』
目でいえる 口でいえる 手でいえる
合掌でいえる 体でいえる 心でいえる
ふたつの言葉 ありがとうとごめんなさい
どちらかひとつを選ぶとしたら
それはやっぱり ありがとう
最後の言葉
ありがとう