学校日記

ちょっといい話—6—

公開日
2010/10/26
更新日
2010/10/26

学校の様子

☆私が,人間関係で落ち込んでいると,妻が,「いいところを見るようにしては?」と,アドバイスしてくれた。確かに「いいところを見つけるように」と心がけたら,楽になった。これからも「みんなのいいところ」探しを続けていきたいと思います。

☆中学生の頃,学校から帰宅途中,道路の脇に恐らく車にひかれて死んだであろう猫が横たわっていました。私は気持ちが悪いと思いましたが,友人は「これ以上車にひかれてはかわいそう」と言い,その猫を抱え,近くの静かな野原に置いてあげました。友人の優しさを感じました。

☆私が落ち込んだとき,「ぎゅっと抱きしめて,“頑張れ”って言ってくれる?」と娘に言ったら,普段なら嫌がるのに,黙って抱きしめてくれました。力をもらったような気がしてとても嬉しかったです。

☆4年ほど前,私の二男の同級生(女子高校生)が亡くなった。遺書もなく,最後まで自死の原因は分からなかった。両親にとって,自分の子どもが原因不明で自死で亡くなることほど辛いことはない。その女子高生の葬儀の時に,お坊さんが次のようなお話をしてくれた。
「人間が生きていくためには,息をしなくてはならない。息は,まず吐くことからはじまる。そして,息を吐いたあとに新鮮な空気を取り入れ,生きることが出来る。これは,人間の心と同じである。心の奥底にある悩み,悲しみを吐き出して人に伝え,そして楽しい感情を心の中に取り入れることによって人は生きていくことが出来る。溜めてばかりいると,吐くことも出来ず,取り入れることも出来ず,苦しむこととなる。今,心の中でいろいろな苦しみを溜めている人がいるとすれば,すぐに吐きなさい。そうすれば,自然と生きる道が切り開けるから・・・。」
(−岐阜県日吉町人権教育総合推進会議編「ちょっといい話」−より)

 ※日常の何気ない出来事の中に,「ちょっといい話」はたくさんあるのかもしれません。今日紹介したお話も,当たり前すぎて,意識していなければさっと過ぎ去って行ったことかもしれません。それを見逃さず,いかに意識して心に蓄えていくことができるか・・・。そのことで,人の心の豊かさも決まってくるのかもしれません。