【国語】疫病のすがた
- 公開日
- 2020/04/24
- 更新日
- 2020/04/24
お知らせ
悪性の伝染病のことを、疫病(えきびょう)ともいいます。
長い歴史の中で、人類はこれまでにも、多くの死者を出すような疫病に何度も見舞われてきました。
上の2枚の絵は、左から「14世紀ヨーロッパで大流行したペスト(黒死病)」
「疫病退散を祈願する安倍晴明(10世紀末の陰陽師)」を描いたものです。
左は、恐ろしげな死神が大きな鎌をふりかざしている様子。
ペスト(黒死病)が多くの人の命を奪った様子を表しています。
それに比べると、日本の疫病はちょっとユーモラスにも映りますね。
当時の日本でも多くの死者が出たと言われていますが、神仏に祈ることで、疫病を退散できると信じられていました。
日本の絵巻物には、他にもいろいろな疫病が妖怪や鬼の姿で描かれてきましたが、多くの場合、それほど恐ろしい姿をしてはいないそうです。
では、問題です。
日本ではなぜ、疫病を恐ろしい姿で描かなかったのでしょうか。
理由を考えてみましょう。