学校日記

恩送りとは?

公開日
2016/02/25
更新日
2016/02/25

学校の様子

2年生の道徳の授業で、「恩返し」ではなく「恩送り」についての授業が行われました。
「恩返し」では、日本とトルコの絆を描いた今冬に公開された「海難1890」という映画が記憶に新しいでしょうか。
1890年、和歌山県沖で難破したトルコの船員たちを和歌山の人たちが貴重な食料を提供して、ケガ人には手厚い看病をしました。これに恩義を感じたトルコは1985年(昭和60年)、イラン・イラク戦争時において、自国民(トルコ国民)より先に日本人を飛行機で救出したのです。不満なトルコ人に対して、「私たちは陸路でも国に帰ることができる。けれど、今日本人を助けることができるのは、われわれトルコ人しかいないのです」と伝えたそうです。
この話はトルコでは教科書で必ず習うほど一般的なお話だそうです。これぞ「恩返し」という素晴らしい関係性ではないでしょうか。

一方、「恩送り」とは良いことをしてくれたその人だけでなく、また別の人に優しさ(恩)を伝えていくことです。いわば優しさの連鎖です。
恩義という言葉は古臭いイメージを持つ人も多いかもしれませんが、もう1度立ち戻るべき時代が来ているのかもしれませんね。