「車椅子バスケット」に学ぶもの
- 公開日
- 2009/11/24
- 更新日
- 2009/11/24
学校の様子
20日(金)の5,6限に1年生が車椅子バスケットを体験しました。はじめに京都市教育相談総合センター「ふれあいの杜」坂野晴男館長から車椅子バスケットについて説明がありました。坂野館長は全日本車椅子駅伝団長、全日本車椅子バスケットコーチをされていて、北京でのパラリンピックにも随行されています。坂野館長のお話の中で印象的だったのは、寒い時のアップでは体育館の中を20分ぐらい車椅子を漕ぎ続けて回ること、バスケットボールを床から拾うことが下半身の障害で出来ないときはタイヤの回転を利用して引き上げること、車椅子バスケットでは3回の手漕ぎでトップスピードにもっていかないと強いチームに太刀打ちできないことなど、車椅子バスケットにふれないと知らないことばかりでした。しかしそのことを知識として獲得しても20分間車椅子で体育館内を回り続けたり、バスケットボールを拾い上げたり、3回の手漕ぎでトップスピードで走ったりすることはできません。実際に車椅子に乗ってゲームをした生徒たちはボールの早さに車椅子がついていかず「手がパンパンになるぞ」と、思うようにできなかったことを実感したようです。
さて、肢体が不自由で障害のある人が車椅子でバスケットボールを自由に操り、「車椅子バスケット」として楽しむまで、車椅子の扱い方や腕力の鍛え方、そして何よりもまして前向きに生きる心の持ち方を考えると並み大抵でなかったはずです。私たちがバスケットボールを楽しむことよりもハードルがずいぶんと高かっただろうことは予測するに難くありません。今回の車椅子バスケットの体験を通して、また車椅子バスケットの選手から生徒たちは何を感じとったでしょうか。