学校日記

校長室だより

公開日
2009/09/25
更新日
2009/09/25

学校の様子

「負けに不思議の負けなし」
久しぶりの校長室だよりです。前回は「夢は近づくと、目標に変わる」という言葉を紹介しました。そして目標を達成するのには学力がその礎(いしずえ)になるという話をしました。記憶に残っているでしょうか。 
さて、現在は秋季大会が行われています。秋季大会はブロック予選が組み込まれて、その後に決勝トーナメントがあるので長期にわたって試合日程がくまれます。したがって試合がすんだクラブがあれば、まだこれからというクラブもあると思います。この5連休に秋季大会へ応援にできるだけ行きました。選手の頑張る姿を撮ろうとカメラを引っさげて会場に出向きました。この5連休の試合結果はあまり芳しくありませんでした。勝負ごとなので勝つものがいて、負けるものがいるというのは当たり前のことですが、大事なことは勝っても負けても次につながるものを見つけるということです。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉があります。これはプロ野球の楽天球団野村監督がいつも口にされるものです。勝つのは相手より強いから勝つこともあれば、相手が転んでくれて勝つこともある。むしろそちらの方が多いかも知れません。高校野球などを観ているとよくそう感じます。しかし負けるのには必ず理由があって負ける。その理由を掘り起こして自らに意識させ、自己改革をしていくこと。次の勝ちにつながるものがあるとすればそれでしょう。負けても同じ負け方をしないために練習を繰り返して、負け方に蓋をしていくと、負けないチームが出来上がります。負けないチームが一番強いと私は思っています。高校野球ではノーヒットで1点を取り、1−0で勝つチームを目指す監督が全国に結構おられます。そういうチームは努力のチームで、全てのチームが目標にできるチームです。しかし努力には能力が必要なのです。努力をするという能力です。しかしだれにも出来そうで実はできにくいのが努力です。努力には忍耐が付いて回ります。忍耐力は練習時にだけ発揮できるものではありません。忍耐力というものは日常の中でついていくものです。逆にいえば、日常で忍耐強くないものは練習や試合で忍耐力を発揮できるはずがありません。ですから、いろんなスポーツで試合の勝ち負けに関わる局面において忍耐力不足の為にその場しのぎの所謂(いわゆる)「いい加減なプレーヤー」を目にすることがあります。中にはプレーヤーが自身の日常に気づいて毎日の生活の在り方を見直そうとする選手もいます。一流プレーヤーにもなると、そのあたりはきちんと出来ている人が多いように思います。インタビューを見たり聞いたりしているだけでもわかりますね。
さて、皆さんは忍耐強いでしょうか?これから続く秋季大会、春季大会、夏季大会は技術修練(しゅうれん)の発揮する場ですが、日常の力を発揮する場でもあります。技術力と人間力を試される場です。これからの月日を努力するという能力を鍛える期間に是非してほしいと思います。