38分の1への意識
- 公開日
- 2012/07/20
- 更新日
- 2012/07/20
学校の様子
今日の全校集会で京都市内の50年ほど前の画像と現在の画像を比較してその様変わりを紹介しました。生徒の身近な所では、西陵中学校の校舎の30年前と現在の様子(右画像)。もっと身近な所では、今の3年生が1年生の頃(花背山の家での様子)と今年の修学旅行での様子。皆、2年間で随分と変わっています。一日一日、刻一刻と人や物は変化しています。その変化にはなかなか気付かないものですが確実に変化しています。
さて、夏休みは38日あります。その38日間の毎日をどのように過ごすかで夏休み前とその後の変わり様は違ってきます。例えば、38日間クラブをしていない場合と継続している場合とでは体力の違いは歴然です。3年生は夏季大会後、クラブの活動がなくなり身体を鍛えるという機会が少なくなるので、よくわかると思います。人間の細胞は一定の負荷をかけることで耐性が生まれ、負荷の継続で細胞が強化されていきます。負荷がなくなると細胞は強化されません。これは脳細胞も同じです。脳細胞は負荷をかけることで鍛えられるのです。では脳細胞の負荷とは何をさすのでしょうか。それは記憶する事と思考する事です。この2つが人間の脳を鍛え、人間を成長させます。人間以外の動物との違いはここにあります。動物も身体は成長します。私の家に10年間住みついている可愛いネコがいます(「キュン」と呼んでいます)。身体は大きくなりましたが、10年間の行動は全く変わりません。お腹が減ったら餌のある引き出しの前に座り込んで「ニャー」と鳴く。居心地の良い場所をみつけてはゴロリと横になる。まったく10年間変わりません。動物には意識がないと言われています。つまり計画がないのです。どのように生きるかという思考がないのです。しかし人間は違います。考えて行動することができます。行動の結果を反省し計画を立て直して、新たな行動に移すことができるのです。その連続が生き方の移り変わりとなっていきます。
夏休みの38日間は身体を鍛えること、脳を鍛えることの両方に努力してください。それには1日1日を過ごす具体的な計画が必要です。計画を立て1日を大事にして過ごしてほしいのです。分数の38分の1が38積み重ねって「1」となるのは夏休みの過ごし方も同様です。38分の1を意識してほしいと思います。
学校から宿題が出ていると思います。私からも宿題を出しました。「家族と一緒に考えよう」というタイトルです。解説と解答は休み明けにプリントで渡す予定です。家族の方と一緒にチャレンジしてみてください。
=校長室だより=より一部修正