学校日記

「前例がなければ作ればいい」

公開日
2012/01/12
更新日
2012/01/12

PTA

昨日「中P連全市親まなび委員会研修会」がアスニーで開催されました。研修会の基調講演の講師は声楽家の青野浩美さん。青野さんの講演を聴いて自らの人生を切り開く生き方に敬服しました。青野さんは早くから声楽の道を歩いてこられましたが大学卒業間際に原因不明の病に襲われました。その病は昨日まで日常生活で当たり前のように出来ていた歩くことや座ることなどを青野さんから奪いました。その直後に無呼吸の発作を起こし生命を保つために気管切開と人工呼吸の導入を余儀なくされました。青野さんの人生で唯一の楽しみである歌うことまで奪った病。しかしもう一度歌いたいという一心の青野さんは、「人工呼吸器をつけて歌うことができた患者は前例にない」と主治医から告げられたことに勇気づけられたと言われました。ここが青野さんに敬服するところです。科学的、医学的に無理であるなら諦められた。でも「前例がない」ということは理由にならないと思い、その前例をつくろうと決心されたのです。その後、歌う練習を繰り返されて声楽を学ばれていた以前の歌声を取りもどされました。私たち聴衆者が聞き入ってしまうほど素敵な歌声を披露してくださいました。最後にはアンコールがあり、そのアンコールに歌われた曲は「I believe in future」。アンコールに相応しい曲目のように感じました。世間の枠での判断や生きることにとらわれず、自分の夢や将来を信じて切り開く生き方の素晴らしさをあらためて教えられた研修会でしたが、今の子供たちにも聞いてもらいたい研修会でもありました。この研修会の様子は今日の京都新聞にも紹介されています。<画像は生涯学習部から提供いただきました。>