「宇宙帰り蚕」日記2
- 公開日
- 2010/02/24
- 更新日
- 2010/02/24
宇宙帰り蚕日記2
国際宇宙ステーション(ISS)が現在地上400km上空で建設中です。日本初の友人宇宙施設「きぼう」が完成し国際宇宙ステーションにドッキングし「船内実験室」で様々な実験が行われています。ISSが周回する地上400kmの宇宙ではISSに向かって太陽や銀河から宇宙放射線が飛来してきています。宇宙放射線は地上での放射線とは異なり,この中に含まれる重粒子線は,電子を持たない炭素や鉄などの原子核でエネルギーが高く,生物の遺伝子本体であるDNAを切断するなどの影響を与えます。このような環境下,人が宇宙ステーションに長期に亘って滞在し,宇宙開発のための実験が様々実施されます。このため,生体に与える宇宙放射線の影響を固体レベルおよび遺伝子レベルで明らかにしておくことが必要です。しこで,軽くてたくさんの生物資料を搭載でき,かつ長期に亘って生存できる蚕(かいこ)の休眠卵が用いられたそうです。その卵から生まれたのが「宇宙帰り蚕」です。