「育てる」
- 公開日
- 2011/06/06
- 更新日
- 2011/06/06
校長室から
3年生の家庭科で「保育」についての学習が、5月から近隣の桂坂保育所などのご協力を得て行われています。
先日も、本校に2歳児と5歳児の園児たちを迎えて、桂坂お話ボランティア「ひなたぼっこ」の方々にお話ライブを見せていただいたり、園児たちからゲームを教えてもらって楽しい交流学習ができました。お話ライブの中で「怪物」が登場して不安そうな表情を見せる園児にそっと寄り添う中学生の姿も見られました。交流学習を通して保育の実践を学ぶという教科学習に加えて、もっと大切なことに気付いてくれる良い機会になったのではないでしょうか。
人間は「大人」になるまで実に多くの人々のお世話になり、たくさんの時間をかけて「一人前」に成長します。「大人」になるまで何十年もかかるのは人間だけです。しかし、中学生・高校生ぐらいの年頃ではそんなことはあまり意識せず、「自分一人でここまで大きくなった」ような気持ちでいることがあります。「チャレンジ体験(職場体験学習)」などで、幼稚園や保育園での実習を経験した中学生の感想文には、小さな子どもたちの世話をすることの大変さ・難しさと喜びが多く語られます。子どもの成長を見守り、手助けすることの苦労や喜びに気付くことが、「親の苦労」が少しはわかり、自分をしっかりと見つめ直すきっかけとなることもあります。