本格的に
- 公開日
- 2014/04/28
- 更新日
- 2014/04/28
校長室から
バタバタしている間に,4月も終わりになってしまった。いよいよ5月である。学校の方も軌道に乗り出し,部活動の大会もいよいよ本格的に開始となる。何もかもがこれからである。
入学してきた1年生も本当にしっかりと学校生活を送っている。なかなかの感心である。健康診断もクラスごとに整然と並んで廊下を歩き,校長室の前は通らず,大回りして保健室まで行っている。一人が出れば,一人が入り,靴もそろえて気持ちがいい。小学校がしっかりと愛情を持って育ててもらっていることがわかる。それを受け取った中学校が,今度はその上に立ってより愛情を持って育てなければならない。いわゆる自律であり,自立である。このことは義務教育の大きな目標である。
このために何をすべきかを考えるのがそれぞれの学校である。自律のために,自立のために,いま何をやることがそのことにつながるのか。教職員が自信を持って進めることこそが大切であるように思う。何事も完全に,100%はない。ある意味,やらせることを信じることが必要だと思うし,そう信じて進めていくことだと思う。
集団として整然とすることの中身は,多くの人がそうした姿を示すから,そうしなければならないと考えている生徒も多いと思う。まずはそのことが大切だと思う。しかし,本質は,そうすることが今は大事なんだと,一人一人が思って,そのように進まなければ本当の意味はない。自己の判断に基づいて物事を進めていくことである。こうして大人になっていくのである。価値判断を一つ一つ考えながらである。それが集団での学びあいである。そのことが学校生活の価値である。自分の内面をいかに深めていくかである。生徒同士で,われわれ教職員が保護者,地域のみんなが子どもたちの内面にまで影響を与えられるかである。一朝一夕には進まないが,息の長い取組が教育の営みである。その取組がいよいよ本格的に始動し始めた。