今日,本番
- 公開日
- 2014/02/10
- 更新日
- 2014/02/10
校長室から
多くの3年生が入試に出かけている。教室では,私学を受けない生徒たちが,次に向けて頑張っている。これを見るだけでも,卒業後様々な方向に生徒たちが進むことが分かる。しっかりと進路を切り開き,次のステージで生き生きと輝いて欲しく思う。
ところで,このシーズンということではないが,合格祈願の絵馬が1月から急に多くなる。多くの寺社に受験生や就職に向けてのその奉納がなされる。もともと絵馬は,馬の絵を描いて奉納する額のことであった。というのも,奈良時代,神様の乗り物としての神馬(しんめ)を奉納したとされているが,高価でそれ自体奉納しにくく,また,寺社も世話などの点で大変であったため,それらをかたどったものや描いたものを納めるようになった。現在のような家内安全などといったことを書くようになったのは,江戸時代になってからのことである。北野天満宮など学問の神様に奉納されるそれは,合格を祈るものばかりが書かれている。藁をつかむ思いであろう。
とにかく,今まで勉強したことをしっかりと試験に表すことさえできればいい。満点で合格などあり得ないので,解答用紙の記入欄を間違えずに,丁寧に問題を解き進めてもらえればと願うばかりである。
今日で終わる生徒もいるだろうし,明日,面接というところもあるだろう。面接といえば,最近はとりわけ,メールのやり取りなど,相手を見ずに意志を伝えることが多くなっている。面接官の胸元を見て,話し言葉そのものではなく,丁寧な言葉遣いでなどと面接指導のとき言っていたが,どうだろうか。書き言葉でもそうだが,同じ意味でもいろいろな言い表し方があるが,そのことが語彙を増やすためにはいいことである。同じ表現ばかりでなく,違った表現を使うことで,ハッとすることもある。
とにかく,今日終れば,今日のことは忘れて,次に向けて頑張ってほしい。切り替えができることが,今最も大切なことである。