山科図書館だよりから
- 公開日
- 2014/02/05
- 更新日
- 2014/02/05
校長室から
昨日,教頭先生が山科図書館だよりの読み聞かせの話を掲載されたが,宮崎館長も何とか山科区で小中連携の一つとして定着させたい旨のお話をいただいた。ほんとに素晴らしいことだと思っている。
大宅のそれはもう10年を超える歴史がある。また,一小一中だけだからやりやすいということではないと思っている。なるほど,今の中学生は小学生の頃,読み聞かせをしてもらった児童ではあるが,それだけでもないと思う。大宅では,図書委員会が中心となって,それプラス参加するボランティアを募集する。私が思うに,大きくは,やはり小学生の楽しむ,喜ぶ顔をだと思う。部活動も削り,休み時間も削り,行くとなればいろいろな制約が発生するが,それでも参加してくれるのは,人と人との直接のコミュニケーションだと思う。「おねえちゃ」「おにいちゃん」と呼びかけられ,「面白かった」「楽しかった」などと声をかけられ,小さな子どものニコニコした顔をみれば,それはそれは嬉しいものである。
人は人によって育てられるというが,まさにそのことだと思う。やってよかったと思えるのは,直接の喜びに接したことだろうと思う。人のために役立つ自分であるという実感を伴うことは人としての生きがいであり,喜びである。小学生に本を読み,内容を尋ね,そして,クイズを言い合ったりしての一時ではあるが,自分の価値を認められたそのものであるだろう。
こうした思いが山科全体に広がっていくことは,中学生にとってもいいことだし,素晴らしい人生を味わうときであることを考えると,ちょっと大層なことと思うかもしれないが,広がっていって欲しいと願わずにはいられない。ちょっとしたことで人は変わるものである。この活動を山科から,そして,全市へと広がってくれればと思う。
大宅中学校には大型絵本がたくさんある。興味のある方はどうぞ使っていただければと思う。小中一貫の素晴らしい一コマであることには違いない。