避難訓練を通して
- 公開日
- 2014/01/17
- 更新日
- 2014/01/17
校長室から
今日は,阪神淡路大震災から19年目の日である。午前5時46分のことは今でも覚えている。6434名という尊い命が奪われた。あの朝,テレビを付けると,京都,大阪,岡山,震度〜というが,神戸だけは言わない。ということは神戸が測定できないような状況なのではという思いでいたことをはっきりと覚えている。そして,あちこちから火の手が上がる映像や高速道路のバスが半分落ちかかった状態で止まっている映像も覚えている。本当にすさまじい姿であった。
さて,昨日,本校でも避難訓練を行った。地震発生ののち火災が発生という想定である。生徒たちは真剣に訓練に励んでいた。私は講評であったが,その前に全員で阪神淡路大震災で亡くなられた方たちへの哀悼の意を表し,黙とうを捧げた。心を落ち着かせ,そして,講評へと進めた。
学校での訓練ゆえに,どうしても集団の要素として考えがちだが,地震などはいつ起こるかは分からない。ゆえに,家にいる時,例えば,自分の部屋にいる時なら,居間にいる時なら,風呂に入っている時なら,などと想定しながら,どうすべきかを考えてくださいと言った。いつもいるところなので,簡単なように思えるが,いざとなると身もすくむし,状況がごろっと変わる中での行動となるので,いつもとは違った状態であることを知らねばならない。それに家族の落ち合う場所なども確認するようにと伝えた。今の子どもなら,携帯があるからと言いそうだが,やはり混乱が生じて,携帯がつながるとも限らないことを考えると,家族とそんな話をしておくこともある意味大切である。そんな意味が避難訓練にはあるようにも思う。
地震後の火災は,電気の復旧に伴い起こることが言われている。ブレイカーから落とすことが大切だと言われている。3.11以降,いろいろなことが明らかにもなってきている。最新の情報を得ることも大切なことである。
学校のような集団で避難する時は,自分の前後の人が誰かを一人一人が確認できることが大切である。前はA君,後ろはBさんと一人の人が二人のことだけを確認できればいいのである。責任分担制である。そんなことも話した。
いろいろと漏れたこともあるかもしれないが,学校で行われたことを,それぞれが他の人を交えて,家族であるとか,友達であるとか,いろいろな人に広げていくことを進めてもらえればと思う。再度黙とうをお願いします。