自分のこととして
- 公開日
- 2013/12/19
- 更新日
- 2013/12/19
校長室から
本日,3年生は性教育をおこなった。講師の先生をお迎えしての時間であった。この学年は,1年生の時にも同じ講師先生から,赤ちゃんのことを教えていただいているということで,セットとしての時間であった。内容としては,付き合い方,性感染症,出産を中心とした話であった。
付き合い方では,一番大切なことは,はっきりとした意志を伝えることであった。具体的には,言葉,本心,態度を一致させることである。そのことが自分自身を守ることだと思う。性感染症では,しっかりとその対策を取ることであった。男性側,女性側とそれぞれの立場からの対応策が示された。これもまた大切なことで,自分自身を守るということである。出産では,「うまれる」というビデオを見たが,その後の赤ちゃんの写真などとともに,いろいろなことを考えさせられた。
自分自身の生まれたときのことは誰も知らない。子どもの出産に立ち会うことで,また,こうしたビデオを見る時に,自分自身の誕生を想像することであろう。母親の愛情に抱かれて,本当に大切にされながら,誕生するということを知るということは,自分自身を大切していくことにつながる。保育園児との触れ合い同様に,自分自身の小さいころを振り返ったり,想像したりすることは,なかなか普段にはできないことだが,こうした機会に,一人一人が本当に大切な一人として生まれてき,育てられながら,今があるということを,そして,何より生きること,生きているということ自体が大変意義あることだということを確認してもらえればと思う。
自分の子どもが生まれる時に立ちあってはいなかった。その時はなにか気恥しい思いであったように思う。もう30年ほど昔のことである。しかし,こうした話を聞きながら,自分としては,その場面に立ちあっていれば,子どもを見る目は変わっていたかなとも思い,ちょっと後悔している。それに引き換え,母親は本当に苦労してお腹の中から子どもを育て,出産のしんどさを味わい,そして,育て上げるということを考えると,頭が下がる思いである。
生徒たちは,どのように今日の学習を振り返っているだろうか。まずは家族に家庭,そして見守って下さっている周りの人たちに感謝することからだと思う。