学校日記

OECD調査

公開日
2013/12/05
更新日
2013/12/05

校長室から

 一昨日の新聞の一面に「日本の学力 上位回復」と大きな見出しが躍った。いわゆるPISA(学習到達度調査)である。PISAショックなどという言葉も良く耳にしたが,今回,大幅に改善したという。
 このPISA調査は,OECD(経済協力開発機構)加盟国34カ国を中心に65カ国・地域の約51万人が参加した昨年度の結果である。日本では,対象生徒は高等学校1年生である。その調査で,日本は,数学的応用力,読解力,科学的応用力,それぞれの順位を上げたという。
 いつもいうことだが,こうしたことに対するコメントはどれも間違っていないし,なるほどという思いを持たされる。私は,なかでも全国学力学習状況調査を悉皆にし,基礎的・基本的なA問題と活用力を問うB問題がある意味,われわれの指導に刺激を与えた影響は大きいと考えている。
 とりわけ,どの様な問題が活用問題なのかといった実例を示されたことで,こうした問題を教師側が意識するようになったことだと思う。言語活動の充実も含め,指導内容の転換を図られたことは大きなことだと思う。こうしたことを国語以外の教科も含めて,まだまだ考えなければならないことだと思うし,まだまだ指導の改善点はあるだろう。
 しかし,そういったことも大きな起因ではあるが,もっと大事なことは,学習を積む意義,つまり,学習への関心・意欲の部分をどのように生徒たちにつけるかといったことをしっかりと見つめなければならないと思う。
 永遠の課題といえばそれで終わってしまう。先生方がその分を意識しながら,しっかりと指導されることこそが一番大切であるし,その分なくして,これからの伸びは期待できないものと考える。
 そうすれば何をすればいいかということであるが,全国学力学習状況調査のA問題はもちろん,活用問題のB問題を意識した授業も入れ込むとともに,文章で書かせることが大切だと思う。文章表現力は何においても大切である。文章で書き表すことで,表現力・思考力を高めることが重要である。書いた文章を練る作業,これをどうするかであるように思う。書かせっぱなしはダメである。