学校日記

感動体験

公開日
2013/11/29
更新日
2013/11/29

校長室から

 今日で期末テスト終わる。今日も生徒たちはしかりと落ち着いて取り組んでいた。3年生はもちろん進路に向かう関係から,この時期ぐっと落ち着くが,1・2年もそれに負けじとしっかりと取り組でいる。相乗効果だと思っている。先生方も丁寧に生徒たちにいろいろな話をされている。それに生徒たちも呼応しているからだと考える。
 ところで,教育では,感動体験が大切であるとよく言われる。なぜ感動体験が大切かというと,夢をもつことの大切さにつながるからである。いろいろな感動体験があってこそ,自分にあった夢がぴったりとなるからだ。少ない感動体験より,より多くの感動体験があればあるほど,それが広がるように思う。
 しかし,実際の感動体験といってもなかなか難しいものもある。そればかりを求めて活動をしているのでもないし,たまたま何かやったことで,そうした感動が生まれるからである。偶然ということもある。そうなると一つは,本を読むこととなるように思える。本は自分の知らない世界を垣間見せてくれる。そのことがたやすく感動を得る大切な機会だと思っている。ゆえに,小学生のころに読んだ本など,とりわけ良く覚えているのがそのことだと思う。本で感動すること,これもまた感動体験の大きな要素だといえる。
 ところで,よく発想力や独自性という言葉を聞きますが,そうしたらそれらはどのように生まれるかというと,それは自分にあった感動を持つかどうかに掛っているように思う。感動を持つということは,どうしたらいいだろうか,どうやればそのようになれるのだろうかといった熱意,執念,執着というものにつながっていくことなるからだ。その熱意や執念,執着が大切なように思う。つまり,あくなき探究心かもしれません。そのことによって,勉強しなければといったことにつながっていくように思う。
 感動を持つこと,中学生からでもまだまだ大事である。それをいかに増やしていくかが大切である。小学生の頃に読んだ本に多くの感動が生まれるのは,何かを求めて読んでいるからではないからだと思う。私たちが大人になって読む本には,目的があって読むので,感動というよりは,教えてくれるもの,何かを乞うものとして読むので,なかなかそういった感動につながることは少ない。いろいろな本を乱読し,たまたまヒットする感動を求めて欲しい。