学校日記

PTA講習会から

公開日
2013/11/11
更新日
2013/11/11

校長室から

 9日の土曜日,PTA主催で救急救命講習会が開かれた。私たち教職員も夏にやったばかりである。山科消防署から講師を迎え,お母さん方も懸命に講習に取り組んでおられた。
 さて,以前にも書いたと思うが,10月,横浜での,線路にうずくまっていた高齢の男性を助け出そうとして,父親の制止をも振り切って救助に向かった女性のことを思い出した。
通常ならできないこと,これができることが人間というものの不思議さであるように思う。いざとなれば,何か心の底から湧きだす真の勇気というか,得も言われぬ行動力を出すことである。淀川で子どもを救った中国人の勇敢な姿,そして,列車に挟まれた人を助けるために,多くの人が力を合わせて,電車を傾け,救い出したことも思い出される。人間ってすごいなと思うことが多い。
 救急救命講習会を受けることで,自信をもってというか,何かできることはやらねばという思いにさせてくれるように思える。安全確認の声かけなど,普段ではなかなか出せないが,あの場で一度でも声を出しておけば,恥ずかしさも半減するだろう。また,そのことで,あなたは119をお願い,あなたはAEDをお願いと言えるようになるものだとも思う。その場で何ができるかは分からないが,やらなければという思いが湧いてくることだけは確かである。
 私などは今年2回めであったため,自信を持って講習を受けられた。体験活動の重視が言われるが,まさにその通りだと思う。座学だけではとうてい自信はつかないだろう。改めて,自分自身でやってみるということの大切さが身にしみた。
 今日から2年生は生き方探求チャレンジ体験で,各事業者へ出かける。ほんとうに事業所の方々のお力添えには感謝の限りである。学校では学べない体験を社会総がかりで子どもたちを育てようという思いに対し,生徒たちには,是非とも自分の糧として学び取り,その一つ一つの体験から得た学びを披露して欲しい。また,保護者の方々も子どもたちの1日の体験を是非とも尋ねてやってもらえれば嬉しい。子どもたちは言いたく言いたくてうずうずしているに違いないからである。