学校日記

耳を傾けよう

公開日
2013/10/23
更新日
2013/10/23

校長室から

 昨日,全校の保護者を対象に進路説明会を行った。94名の参加であった。3年生は個人懇談も終わり,具体的な話になっているせいか,1・2年生の保護者の出席が多く見受けられた。全体としては,私立や公立の高等学校の受験の方法や入試形態,公による修学支援等の話であった。公立高等学校の選抜制度の変更に伴い,保護者の関心も高いのか,例年よりも多くの参加であった。
 本校では,キャリア教育の視点から,子どもたちの育成を図っている。まだまだ進路に関してははっきりしないのは当然である。いろいろな思いを持つのは当然である。しかし,ぼんやりとでもいいので,自分は何がしたいのか,どんなことに興味を持つのかを,その時点その時点で考えていくことが大切である。変更するのは当たり前であり,一度決めれば固守する必要もない。ゆえに,その時点その時点での思いに対して,なぜそうなのか,どうしてそう考えたのかということをしっかりと考えることが大切なのである。それを積み重ねていくことで,ある種の方向性というか,進路が収束していくように思う。中学を卒業しても,また世界は広がるので,その繰り返しになるかもしれないが,人生というものはそういうもののようにも思う。一端決めたとしても,その降り幅が大きく変わるのか,一定の範囲内での幅の振りになるのか,その時でも,なぜそうなのか,どうしてそう考えたのかを繰り返してみることだと思う。
 子どもたちは,大人がしっかりと聞くことで,真剣に考えるものである。また,しっかりと問うことで,真摯に考えるものである。そんな時間をゆっくりと話せる学校であり,家庭であってほしいと願っている。いわゆる動機づけ,そのことが子どもたちのやる気につながるのである。子どもたちの健やかな成長ということは簡単であるが,その中身をしっかりとしていくことこそが,進路を考える大切なしてんであるように思う。それは,耳を傾けよう,であるように思う。