学校日記

堂々と

公開日
2013/09/09
更新日
2013/09/09

校長室から

 今日,9月9日は重陽の節句である。旧暦では菊の季節であり,菊の節句ともいい,長寿を祝う。3月3日の桃の節句,5月5日の端午の節句,7月7日の七夕の節句などは有名だが,9月9日は陽(奇数)の最高の数字9が重なることで,重陽といい,最高のいい日なのである。
 さて,昨日,山城総合運動公園の体育館で第26回のマーチングコンテストが行われた。本校の吹奏楽部が初参加であった。銀賞という堂々としたもので,何よりだった。
 前にも書いたが,なぜ出場しようとしたのかは聞いていないが,出ようとする意欲は素晴らしい。出場する学校はどこも同じだが,8月の吹奏楽コンクールの大会から1か月足らずである。8月10日過ぎの厚い体育館の中で,裏庭で,汗を流しながらの練習のことを思い出す。
 何でもそうであるが,どこでどう踏ん張るかであると思う。それができるかできないかの違いであると思う。チャレンジする気持ちは,他に影響する。やれるという自信につながる。きっと吹奏楽部の生徒には,その自信が持てたものと思う。
 3年生も今,劇の取組を行っている。20日のステージ発表に向けて,それぞれの役割で頑張っていてくれる。その発表での自信を持ち,あとの半年の進路実現に向けてにつなげて欲しい。
 ところで,自信がもてないとはどういうことなのかを考えてみると,初めからダメだと思って,何もしない,自分の良いところが認められずに,頑張っても劣等感がぬぐえない,何をしても不安で,他人からのちょっとしたことを言われて落ち込んでしまうなど,いろいろな原因が挙げられる。誰しも不安で,だれしも劣等感を持ち,誰しも他人が気になるものである。その思いをどこでどう断ち切るかであるように思う。それは,今までにない自分を見つけ,その努力を認め,やりきったすがすがしさを感じることだと思う。やり切ること,このことこそが何よりの自信となることだ。そのためにはちょっとした努力が必要なだけである。
 10分間しか本を読み通せなかったが,11分め,12分めと少しずつでいいから増やせていけばいい。30分しか机に座っていられなかったが,31分座れていた,となればいいのである。今までの自分ではない自分が認められればいいだけである。その積み重ねが継続であり,その継続が自信なのである。
 3年生にとっては,これからが大事な半年である。今までにない自分をどこで見つけられるかである。きっと今までにない自分は進路に向かおうという気持ちがあれば,そこで今までにない自分がいる。勉強しなければと思う自分がいるなら,そこは今までにない自分である。そんなことを一つ一つクリアーし,実際に行動化していけばいいのであって,特別なことではない。日常の中で,そんな自分を見つけて欲しい。その最初の自信は,やはり3年生としてのステージ発表であるように思う。あと10日である。