学校日記

プラスα

公開日
2013/09/02
更新日
2013/09/02

校長室から

 今朝の出勤時は大変な雨であった。生徒たちもきつい雨の中での登校となり,大変なことであったと思う。保護者の中にも,無事着いたかどうかとご心配の方もあったかと察する。大宅中学校の後ろの山は音羽山であるが,雨の合間に,「けぶり立つ見ゆ」と,あの白秋の「落葉松」の詩を思い出した。白秋のそれは浅間嶺にであるが,ここは音羽嶺にである。
 さて,今日のメールの中に「生指研だより」が送られてきていた。毎月1回,その時宜に合った内容であるが,今日は,これから行われる体育大会や文化祭について,行事の価値を生かすためにまず考えること,という題であった。
 内容は,なんのためにこうした行事に取り組みますか?と書かれていた。教師がどんなことを意図して行事に取り組むかの認識の下に取り組まれているかということである。行事ありきではなく,学級経営や生徒指導にどう活かすかの視点の計画を述べていた。分かりやすく,若手の先生方にはぜひ一読をお願いしたい。
 ここでも書かれているが,リーダーの力を伸ばそうとしているのに,教師ばかりが前に出て指示しているのか,係にどのようなどんなことを考えさせないといけないのかということまで書かれている。この点をさらに付けくわえていくならば,この行事に対して誰をリーダーに,係に対しては誰をといった具体的な生徒までもを考え,意図して進めているかということである。この点が何よりも大事な視点である。
 1年間を通して,いろいろなことが行われる。適材適所ではなく,担任は,この取組ではこの生徒にこんな力を付けることで,このクラスがよくなるという視点である。全ては,クラスがよくなること,まとまることを目指して,一人一人の生徒の力をどの場面で活かしていくかを,年間を通して考えていくことが学級経営として大事であり,そんな人材の育成を行っているかである。だから,じゃんけんや抽選などといったことで,いろいろな役割を決めたりはしていないかということである。班がえなども意図を以てきっちりと行っているかである。
 学級経営の設計図は担任が常にクラスの状況を見ながら,書きかえているかということが,担任であることの指標である。