本心
- 公開日
- 2013/08/30
- 更新日
- 2013/08/30
校長室から
2期の始業から1週間がたった。休業明けから,暑さも和らぎ,随分凌ぎやすくなったものである。生徒も,教職員も大事な1週間を無事に乗り切れたように思う。ありがたいことである。
さて,今は19日・20日の文化祭に向けての取組を進めている。大宅での文化祭は初めてで,楽しみが先行している。とりわけ合唱コンクールが素晴らしいと聞いている。
ところで,あちこちから合唱練習が聞こえてくる。どの学校にいても,歌声が聞こえるのは,学校という思いにさせられる時季である。その合唱コンクール,なかなかうまく練習が進まないことで,パートリーダーが悪戦苦闘したり,指揮者がみんなに呼びかけをしたりと,様々な様子が日々繰り広げられる。こうした思いの中で曲をつくり上げていくことで,まとまりというものが出てくるように思う。クラスを信じ,ひとつ心になって取組む作業である。それゆえに,意義があるように思う。
速さを競い合うとか,1番に到着するとかといったように,目に見えた結果判断が合唱コンクールではできない。自分たちのクラスが1番だったなと思っていても,意外な結果となることも多々ある。ややもすれば,もやもやが付いて回るのがこのコンクールである。
ということで,19日の東部文化会館での発表は,コンクールではあるものの,その評価は途中経過であるように思っている。その後の学級のまとまりかどうかで決まるように思う。つまり,この過程を通して,学級がひとつ心になるかどうかということである。まとまりとなるような練習をしたかどうかなのである。さらに言うならば,まとまりとなった練習の成果は,この学年が終わり,クラスが解散する時に,誰とはなく,このクラスで歌った歌を歌おうという雰囲気になるクラスであったかである。例え最優秀に輝いたクラスであったとしても,最後に歌いたくないような思いの生徒がいるクラスは,本当の最優秀のクラスではないのである。19日の結果はどうであれ,この練習の日々を心に,コンクール後も歌い続けていくクラスであるかどうかが,この2週間で決まっていくように思う。3月のクラス最後の日に,合唱コンクールの歌を歌って別れられるクラスに最優秀賞を授与したいし,どのクラスも,最終的には最優秀クラスであって欲しいと願っている。それが合唱コンクールの本心である。