敬意
- 公開日
- 2013/07/29
- 更新日
- 2013/07/29
校長室から
27日の土曜日,午後から大宅小学校で2013サマーフェスティバルが行われた。小中のPTAの皆さんをはじめ,自治連合会,各種団体一丸となって,地域挙げての取組となっている。本校中学生も多く見られ,地域に根差している様子がうかがえた。
本校からは,吹奏楽部がオープニングセレモニーとして参加した。あいにくのぐずついた天候の中ではあったが,もろともせずの堂々たる演奏であった。アンパンマンのメロディーの時,小さな子どもたちや小学生が自然と手をたたき,全体が一つになった姿は,オープニングにふさわしい盛り上がりであった。
何度も言うが,大宅地域の皆さんの次から次へと展開する取組は,バイタリティーそのものである。子どもたちへの取組だけでも相当なものであるのに,お年寄りをはじめとしてのいろいろな催しなど,年間を通して相当なものになる。今までの取組の流れもあろうが,地域を支え合う精神が息づいているのだと思う。こうした地域のいると,何かできることはしなければという思いにさせられるように思えてくる。子どもの時から,こうした地域に過ごしていくと,それが当たり前ということにもつながっていく。このことこそ大切なことだと思う。
3.11以降,絆,つながりがキーワードのようになってきている今日,小さな頃から地域的なものへの参加は,今後の地域を背負う人材育成の裾野を広げる取組そのものであるとともに,これからの地域課題そのものであるように思う。にわかにこうした裾野を広げることなど無理で,何年もかけての長く続く取組をどのように持続,発展させていくかだと思う。
小学校への読み聞かせの取組でも,有志として3年生も多く参加してくれた。これなども何年も続いているからこそ,臆することなく出てきてくれているいい例であるだろう。大宅中学校に赴任した当初,地域の集まりが数多く持たれた。最初は何がどうなっているのか,全く分からなかったが,こうした実際の取組を通して,だんだんとその姿が自分の中で理解が進んできた。地域力など,そう簡単につくものではない。こうしたたゆまぬ地域の努力があっての賜物である。ただただ地域の方々に敬意を払うばかりである。