自立
- 公開日
- 2013/06/28
- 更新日
- 2013/06/28
校長室から
期末テストも3日目,最後である。3年生にとっては,これから部活最後の試合に向けてが始まる。それが終わると,いよいよ進路に向けて一直線である。我々教職員にとっては,何年も同じ繰り返しで進んできたものであるが,平成25年度の3年生は今年限りで,来年はない。そのことを肝に銘じなければならない。
とりわけ選抜制度の変わるこの3年生にとっては,分かっていたこととは思うが,昨年度までの3年生とは状況が違う。我々もまだはっきりしない部分もあり,この点はどうなるのだろうと思う以上に,生徒や保護者ならばもっと不安なのも当然であり,この不安を一緒に解消していくのが学校である。ゆえに,丁寧にをモットーにしなければならない。
ところで,いつも言っていることだが,中学生は大人になるための準備期間である。では,大人になるとはどんなことなのだろうかと考えてみる。いろいろな考え方や思いがあるだろう。自立することだ,人に迷惑をかけないことだ,自分で食べていくことだ等々,それぞれが言い出すだろう。どれも間違いでないし,どれも正しい。ゆえに,一人一人が大人になるとはどうなることだとイメージを持ち,それに向かうことが大切だと思う。
私はそのことをどう考えるかというと,とりわけ専門家になることだと思っている。いわゆる職業的自立も含めてである。いろいろな道に入り,その道をさらに求めていくことだと思っている。どの道の専門家になるかを,それぞれが考えるために,キャリア教育なども含めての学習もある。今からはっきりしなくてもいいし,途中で変わることもあるだろう。しかし,その時点,その時点で決めたことに対して,真摯に向き合っていくことが一番大切である。
では,保護者が一番考えなければならないことは何かというと,私は過干渉にならないことだと思う。別な言い方をすると,可愛がり過ぎない,子離れをするということだと言いたい。教師にとっては何十年たっても生徒であるが,そこは自立した大人としての生徒として接していくように,親も,いつまでたっても我が子ではあるが,いつか自立した大人になるために,それに向かいつつある子であるという視点で見守らなければならない。例えば,植物を育てていくとき,水をやりすぎても根腐りはするし,日光に当て過ぎても枯れるなど,余りにも可愛がりすぎてもうまく育たないように,子どもも同じだと思う。後ろから,そっと見守ることこそが必要なことだと思う。
さて,明日,明後日と10時から,岡崎のみやこめっせで,京都市・乙訓地域公立高等学校合同説明会が開催される。学校ごとの個別ブースでの説明会となるので,各校のオープンキャンパスの前哨戦とまではいかないが,どの学校に具体的に参加しようと考える参考になるだろうと思う。案内プリントはもうすでに配布済みである。