学校日記

連帯

公開日
2013/06/18
更新日
2013/06/18

校長室から

 昨日17日,本校の交通安全指導日であった。教職員全員で旧奈良街道まで出て,生徒たちの登校指導を行う。PTAの方々も参加される。保護者と教職員がともに同じ目線で生徒たちを見守る視点は大事である。同じ歩調は,同じ姿勢であり,同じ思いとなるからである。子どもの育成は,保護者と教職員が共有部分を多く持つことが大切である。もちろん,完全に同じにはならない。しかし,我々教職員が保護者の気持ちを理解し,その認識でもって,子どもに接することは,教職員といえども,保護者の立場を意識した思いに立つことになるし,また,その逆として,保護者も教職員の立場を理解した部分を持つことで,教職員,学校への理解が深まるのである。
 私たち保護者と教職員は大人という共通項はあるものの,その立場の中で,生きざるを得ない部分はあるが,その部分を理解し合う部分を広げていくことで,垣根を低くすることで,なお一層の連帯が図れるものと思う。こうした一緒に朝の立ち番をするだけではあるが,いろいろなことを考えさせる取組である。
 私はよく保護者の立場に立って考えるようにと伝えている。30〜40人の生徒を見ることは現実であり,その一人一人を同時にきっちり見ることは不可能である。しかし,この場合は,あの生徒を見よう,あの生徒を見なければと,それぞれの場面に応じてどの生徒を見ていこうかという情報は先生方はしっかりと持っている。これがいわゆる集団を見る見方だと思う。それはそれとして,保護者の立場に立つとは,教職員が自分の子どもだという気持ちになって,どうしていくことが保護者が一番安心されるかという視点である。それが大切なことは,保護者とともに子どもを育てていかなければならないからである。
 大宅中学校のよさは,こうした保護者と学校との結びつきのある取組が多くあることだ。この点は大いに評価して良い点である。こうした点を踏まえて,学校公開を進めていくことが今求められている。良くも悪くも学校の素顔を見てもらうことで,学校の悩みを保護者の悩みとして,保護者の悩みを学校の悩みとして受け入れていくことだと思っている。とともに,教職員も保護者も,地域の方々も皆,生徒たちのモデルとならなければならない。大人としてのモデルである。それが連帯の根底にあることだけは確かである。