奏でる
- 公開日
- 2013/06/10
- 更新日
- 2013/06/10
校長室から
ブラスコンサート2013吹奏楽祭京都に,本校吹奏楽部が出演した。主催は京都府吹奏楽連盟・京都市,後援は朝日新聞社で,会場は北山の京都コンサートホールの大ホールであった。
坂井貴祐作曲の「セレモニアルマーチ」が1曲目であった。何度も校長室の東側の広場で練習しているので,よく聞いていたが,ファンファーレがダイナミックというか,厳かというか,なかなか入り方として面白さを感じている。また,早いテンポでその後が続いていく。響け復興のハーモニーとの副題から見て,あのファンファーレの力強さは,まさに復興を意識した曲としてふさわしい選曲であったように思う。2曲目は,佐藤英敏作曲の「残酷な天使のテーゼ」であった。確か「新世紀エヴァンゲリオン」のテーマ曲だと思う。
音楽のことはあまり分からないが,とにかく28名が舞台の上で一つになって,そのハーモニーを醸し出す作業である。事前に曲想など,それぞれの解釈があるかもしれないが,それらを指導者と共に一つ一つ点検しながら,進める作業であると思う。どこまで行っても納得のできるものではないかもしれないが,演奏会は,その時点でのある意味妥協の産物ではないかとも思っている。そして,終了後も続いていく道のりの長いものであるように思う。
「志」という文言を学校目標に入れてことは何度も話している。志とは,「相手のことを思う気持ち」であり,その心を持って,自分の目標を重ねていくことが大切である。それが音楽をするという活動そのもののことだと思っている。これからも地域での活動やその他,諸々のところでの活動が待っていると思うが,聴いて下さる人たちを意識して,気持ちを重ねて進んでいってくれることを願っている。音楽をする楽しさは自分自身のためであることはいうまでもないが,聴いていただく人との関係において,どれだけ相手意識をもった活動ができるかにもかかっていると思うし,もっと広げてみると,日常生活における部員一人一人の人を思う気持ちそのものが行動としてできるかにも関わってくるように思える。その集大成が奏でるというものだと思っている。頑張れ吹奏楽部。