人権学習
- 公開日
- 2012/11/22
- 更新日
- 2012/11/22
学校の様子
今日の5・6時間目に体育館で全校生活が集まって人権学習を行いました。内容は、「肢体に不自由のある人への理解」です。
講師に、京都市の「ふれあいの杜」館長で、日本車椅子バスケットボール連盟 強化指導部員 北京パラリンピック男子バスケットボールコーチの坂野晴男先生と車椅子バスケットボール選手の山本英嗣さんに来ていただきました。
まず、坂野先生から北京パラリンピックの車椅子バスケットボールの試合に映像を観ながら、車椅子バスケットボールについて説明していただきました。身体の大きい外国人選手にどのようにして対抗していくかくわしく教えてもらいました。
次に、山本さんから車椅子バスケットボールの実演をしてもらいました。思っていた以上の迫力でした。その後、バイクの事故で下半身の神経が通わなくなり、車椅子生活になったこと。自暴自棄になりかけた時に転院した病院で同じ車椅子の方々が笑顔で過ごされているのを見て「なぜ」と思ったこと。リハビリを続けて車椅子である程度自由に移動できるようになり、自分も笑顔を取り戻せたこと。車椅子バスケットボールと出会いそして多くの仲間ができたこと。現在は、車椅子の方々のために、京都をはじめ近畿各府県の寺社のバリアフリーの現状をホームページで紹介ししていること。そして、最後に街で車椅子の方に出会ったら気軽に声をかけてほしいこと。などわかりやすく説明されました。車椅子の方が、自立してそして安心して暮らせる社会にしていくためには、車椅子の方との交流を増やし、車椅子の方に対する理解を深めていくことが大切だと改めて考えさせられました。
社会にはまだまだ障がいのある人に対してのバリア(障壁)が存在します。「物理的なバリア」「文化・情報的なバリア」「心理的なバリア」などです。中でも「心理的なバリア」をなくすことが大きな課題です。「心理的なバリア」を乗り越えるためには、「障がいのある人々は、哀れむべき不幸な存在である」という偏見を捨て、障がいも個性の一つとしてとらえ、共に生きていく社会を作っていかなければなりません。障がいのある人が住みやすい社会は、とりもなおさず すべての人が住みやすい社会です。
一人ひとりが、今日の人権学習で学んだこと、感じたことを行動に移してくれることを願っています。