H26 「全国学力・学習状況調査」の結果(生徒質問紙)より(7)
- 公開日
- 2014/09/24
- 更新日
- 2014/09/24
校長室から
本校生徒の「言語能力」(「読む・書く・話す・聞く」力)について、生徒質問紙から子どもの意識・実態をもう少し見てみます。
「話す」ことに関しての質問には次のようなものがありました。
★設問(7):『友達の前で、自分の考えや意見を発表することは得意ですか』
また、「書く」ことに関しての設問には次のようなものがありました。
★設問(46):『400字詰め原稿用紙2〜3枚の感想文や説明文を書くことは難しいと思いますか』
★設問(47):『学校の授業などで、自分の考えを他の人に説明したり、文書に書いたりすることは難しいと思いますか』
「聞く」ことに関しての設問に、『友達と話し合うとき、友達の話や意見を最後まで聞くことができますか』がありましたが、9割以上の生徒が「できている」と答えていました。「聞く」ことに関して、本校生徒は全国と比べても高い数値を上げていましたが、「話す(発表する)」ことに関しては、「得意でない」「どちらかと言えば得意でない」と答えた生徒((設問7)の選択肢3・4の合計)が48.4%にものぼり、約半数の生徒が「話す」ことに苦手意識を持っていました。
また、「書く」ことに対しては、約65%の生徒が「難しい」「どちらかと言えば難しい」と答えていました。(設問(46)(47)の選択肢1・2の合計)
以上のことから、本校生徒は「話す」「書く」に課題意識のある生徒の割合が高いという実態がありました。
「言語活動」は、学校の授業だけで行うものではありません。教科以外にも、部活動や学級・生徒会活動等のすべての教育活動の中で行ってかなければなりません。ご家庭におかれましても、子どもさんとの会話が単語で終わってしまっているケースはありませんか。学校・家庭それぞれの場で、「言語能力の育成」を意識した子どもたちとのかかわりが必要です。自分の気持ちや考えを、自分のことばで表現できるように子どもに働きかけていくことが大切です。それには、「考える時間」をしっかりと保証することが重要になってきます。学校の授業におきましても、生徒が考えたくなる・調べたくなる・他者に伝えたくなる問いかけ・課題を工夫してまいります。今後も学校と家庭が同じ方向を向いて、子どもたちの「言語能力の育成」を図っていけますようご理解とご協力をお願いいたします。
(※3本の帯グラフは、一番上が「本校」、真ん中が「京都府」、下が「全国」となっています。)