学校日記

H26 「全国学力・学習状況調査」の結果(生徒質問紙)より(6)

公開日
2014/09/22
更新日
2014/09/22

校長室から

 結果(5)で「言語活動の充実」が大切であると述べましたが、「読む・書く・話す・聞く」の4つの基本的な活動について、本校3年生の生徒の実態を質問紙を基にもう少し見ていきます。まずは、「読む」ことに関わっての設問がありましたので、そのいくつかを取り上げてみます。

・設問(18):『昼休みや放課後、学校が休みの日に、本(教科書や参考書、漫画や雑誌は除く)を読んだり、借りたりするために、学校図書館・学校図書室や地域の図書館にどれくらい行きますか』
・設問(53):『読書は好きですか』

 学校または地域の図書館に「ほとんど、または、全く行かない」(選択肢5)が、
 本校・・・73.5%、全国・・・58.2%
と、全国とかなり大きな開きがありました。学校の図書館も開館していますし、地域にあります岩倉図書館へも徒歩で行けるという好条件に恵まれているのですが、その環境面でのプラスの部分を十分に活かしきれていないように感じました。

 また、「読書は好きですか」の設問に、「当てはまる」(選択肢1)と答えている生徒が、
 本校・・・32.7%、全国・・・45.9%
と、全国と大きな開きがあり、先に述べた設問(18)を裏付ける結果となっています。毎日取り組んでいる「全校朝読書」が、日常の読書にはなかなか結びついていない状況があるようです。このような結果から、「活字離れ」の傾向が本校生徒にも強いように感じました。学校図書館の「読書」センターとしての位置づけのみならず、「学習」センター(教科の授業時間での調べ学習等)の取組を今後も活性化していくことで、気軽に、また、有効に図書館を活用する姿勢を培っていきたいと考えています。

また、新聞に関する設問もありました。

・設問(32):『新聞を読んでいますか』

の設問に、「ほとんど、または、全く読まない」(選択肢4)と答えている生徒が、50.7%(全国は59.4%)もいました。約半数の生徒が新聞を読んでいないということです。傾向としては、TVやインターネットのニュースを見る生徒の方が多いようです。

 本や新聞等の活字を読むこと通して、様々な知識を得るだけでなく、文章表現の方法を学んでいきます。「読む力」が「書く力」にもつながっていきます。ご家庭におかれましても子どもたちに対して、「活字」に触れる機会を多く持っていただきたいと思います。大人の「読書」する姿を見て、子どもも刺激を受けます。食卓の上に本が1冊置いてあるだけで、子どもはどんな内容の本なのか興味を持ったりもします。その時には、面白さを一言付け加えて言ってください。読書の環境も含め、意識的な働きかけをよろしくお願いいたします(余談ですが大学の入試問題で、新聞の記事が取り上げられる場合も多々あります)。 
(※3本の帯グラフは、一番上が「本校」、真ん中が「京都府」、下が「全国」となっています。)