H26 「全国学力・学習状況調査」の結果(生徒質問紙)より(5)
- 公開日
- 2014/09/19
- 更新日
- 2014/09/19
校長室から
子どもたちを取り巻く社会は、急速に変化しています。その変化に対応する能力や資質を高めるためには、「基礎的・基本的な知識・技能の習得と併せ、それらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力の育成が重要である」と、学習指導要領に記載されています。そして、そのためには「言語活動の充実」が大切であると言われています。あわせてこの「言語能力」は、学習や知的な活動のほか、他者とのコミュニケーションや情緒の安定など豊かな心を育むうえでも大切なものです。
今回は、生徒質問紙の中に「言語能力・言語活動」に関連する設問がありましたので、そのいくつかを取り上げたいと思います。
・設問(41):『1・2年生の時に受けた授業では、本やインターネットを使って、グループで調べる活動をよく行っていたと思いますか』
・設問(43):『1・2年生の時に受けた授業では、生徒の間で話し合う活動をよく行っていたと思いますか』
グループでの「調べ学習」や「話し合い活動」を取り入れた授業が、1・2年時に行われていたかを生徒に問う設問です。結果を見ますと、設問の両方ともに全国と比較してより高い数字が上がっています。特に「話し合い活動」では、8割以上の生徒が「よく行っていた」と答えています。今後も、生徒同士が主体的に調べ、話し合う活動の場を設定した授業を創造してまいります。
また、関連した設問に、
・設問(40):『総合的な学習の時間では、自分で課題を立てて情報を集め整理して、調べたことを発表するなどの学習活動に取り組んでいますか』
があります。その結果を見ましても
「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と答えている生徒が、
本校・・・68.0%,全国54.8%
と、全国を大きく上回っています。
このことは、本校が「総合的な学習の時間」においてもそのねらいを見据えながら、「言語活動の充実」を目指した授業づくりに積極的に取り組んできた成果ととらえることができると思います。今後も、「総合的な学習の時間」で身に付けた課題解決に向けたノウハウ・手法を、教科の授業の中でも広げていけるよう取り組んでまいります。
しかし、これらの結果はあくまでも4月時点での生徒の意識であります。そのことを真摯に受け止め、今後も各教科で「言語活動の充実」を目指した授業づくりに邁進してまいります。
(※3本の帯グラフは、一番上が「本校」、真ん中が「京都府」、下が「全国」となっています。)