第2期 始業のあいさつ
- 公開日
- 2014/08/25
- 更新日
- 2014/08/25
校長室から
夏休み中、大きな事故やけがなく、本日を迎えることができましたことを、大変うれしく思っています。今、あたり前の日常を迎えられていることに感謝しています。
夏休み期間中、痛ましい事故や事件が起こっています。自然災害もいくつか起こりました。局地的な豪雨により、各地で大変な被害が出ています。京都府福知山市では、床下・床上浸水等の被害が出ています。先週には、広島県でも大雨・洪水による土砂崩れにより、多くの方が亡くなっています。これからも、亡くなられた方の数が増えていく可能性があることに大変心が痛みます。
洛北中学校では、本日第2期の始業が行われていますが、学校によってはできないところもあるように聞いています。本日をむかえるにあたり、新たな決意で臨んでいると思いますが、それに加えて災害に対する意識も高めてスタートしていって欲しいと願っています。
さて、9月1日は何の日か知っていますか?「防災の日」と言います。今から90年ほど前に、関東で大地震が起こりました。たくさんの尊い命が失われました。災害に対しての意識と備えを、再確認するための日です。また、9月・10月は台風も多く発生します。いつどこで自然災害が起きるかはわかりません。常日頃からの防災に対する意識を高めていってください。今日おうちに帰りましたら、ぜひおうちの方と話し合ってほしいと思います。自然の猛威の前では、人間の力は小さいものです。東日本大震災での教訓を生かしていかねばなりません。
さて、話は変わりますが、この2期に君たちに期待することを2つ話します。
1つは『学習面』についてです。
この2期には、学習する力=「学習力」を身につけてほしいと思っています。生活アンケートの結果から、洛中生の課題として、「家庭学習」があまりできていないことがはっきりしました。是非意識して、「家庭学習」の習慣を身につけてください。3年生にとっては、12月が進路決定の時です。学習習慣の確立が、進路希望の実現には必要です。頑張ってください。1・2年生も長い2期にじっくりと学習に取り組み、3年生になって困らないように「学習習慣」を身につけてほしいと願っています。もちろん、学校では「授業」が中心です。先生の指示待ちではだめです。「授業」「家庭学習」を、1日の生活の中心にしっかりと位置付け、確かな「学習力」を身につけてください。
それにはまず「意識」を変えることが大切です。「意識」が変われば「行動」が変わります。「行動」が変われば「習慣」が変わります。「習慣」が変われば、「結果」・「未来」も変わります。すべての変容は、まず「意識」改革からです。期待しています。
次に2つめですが、2期は「行事の2期」とも言われます。学校祭をみんなの「協力」で成功させましょう。それには2つのことが大切です。
まずは、「自分たちの手でやり遂げようとする」ことです。すなわち、学級や学年の「横のつながり・学年の絆」を深めていって欲しいということです。
次に、洛中の伝統である「上級生から下級生へつなげる・伝える」という「縦のつながり・学校の絆」を深めていって欲しいということです。期待しています。よろしくお願いします。
ここで、行事の成功に向けて、ある中学校の2年生が作った標語を紹介します。
それは、
「努力は足し算。“協力”は掛け算」
という標語です。意味はわかりますか?「努力」は、1つ1つ積み上げていくことでプラスになります。しかし「協力」は、みんなでやっていけば2倍・3倍…の力になるということです。感動も2倍・3倍…になります。しかしその一方で、1人でも協力しない人がいれば、「0」になるかもしれないということです。3年生は30人、1・2年生は40人学級ですから、
「30×0=0、40×0=0」
ということになります。是非、全員の「協力」で、30倍、40倍の大きな感動を味わいましょう。
最後に、まだまだ暑い日が続きます。体調には十分に気をつけてください。また、昨日と一昨日の土曜日・日曜日も京都府に大雨・洪水警報が出ています。災害についても十分に気を付けてください。では一人一人が輝く第2期を期待して、始業のあいさつとします。
京都市立洛北中学校
校 長 浜矢 全