1年「総合的学習の時間」の講演
- 公開日
- 2011/11/04
- 更新日
- 2011/11/04
学校の様子
「かわいそう」ではない。「僕には関係ない」ことではない。
11月2日(水)、40歳の時に,病気のために全盲になられた京都府視覚障害者協会の松永さんを招き,1年生に講演をしていただきました。
松永さんが小さかった頃,目の不自由な人,体の不自由な人,知的障害のある人を見た時に,「かわいそう」「僕には関係ない」と感じたという話から始められました。もちろんそれが正しいと話されたわけではありません。
正しい知識をもっていなかったために,正しく理解できていなかったのです。
目や身体が不自由になりたいと思っている人はいません。それは,病気になりたいと思う人がいない。交通事故にあいたいと思う人がいないのと同じように,誰もが望まないことながら,誰にでもあり得ることなのです。
「自分にも関係がある」とわかった時に,何をすればよいか気づき,一歩進んで行動に移してほしいと思います。
松永さんとお話しさせていただいて,京都は,日本全国の中で『白い杖(目に障害のある人)』を使っている人を一番たくさん見かけると言っておられました。なぜでしょうか?
京都には,視覚障害者が多い。そうではありません。京都は,視覚障害者にやさしい街だということです。障害があっても,家から出ることのできない人もまだまだたくさんおられるようです。道路,建物,交通機関,そして生活している人たちがフォローしてくれるために安心して街をあるけるそうです。いろいろな障害がありますが,どんな人であっても安心して歩ける街を増やしていってほしいと思います。でも,言っておられました。どんな便利な社会になっても,一番期待しているのは「人」だそうです。