問題作成
- 公開日
- 2010/02/26
- 更新日
- 2010/02/26
校長室から
いよいよ2月も最後の日となった。3年生の公立高等学校の願書提出も始り,1・2年生は昨日までの定期考査5も無事終了し,いよいよ残すは3月だけである。まとめと次に向けての準備の月である。
朝,校門に立っていると,向かいのホテルは大学受験の生徒たちで慌ただしかった。近くに大学があり,地方からの受験生であろうか。昨日,今日と暖かく,何よりである。来週の今日は,公立高等学校の検査日である。1週間の準備を怠りなく進めて欲しい。
定期考査も入学試験もそうであるが,ミスが許されないものである。問題作成の腕が試される。大学入試などでは,ミスの発表が最近とみに多く感じられるようになった気がするがどうだろうか。やはり手で書かなくなったためだろうか。授業のことであるが,わたしは,国語でも道徳でも中心となる発問に関しては,生徒たちに問う言葉をそのまま書けといっている。指導案でも流れしか書かれていないものが多い。授業は,生徒にいかに問うかが大切なのである。一番悪い問いは,生徒から質問が出る問いである。いかようにも解釈できるからである。そして,その繕いの説明をしているうちに,生徒に誘導発問をしているのである。だから,その問いをつくる訓練を教師はしっかりとすべきである。中心となる発問の問い方をしっかりと吟味して欲しい。生徒に考えさせる命だからである。一点の曇りもなく,生徒たちが同じスタートラインに立てるような問いづくりをしなければならない。副詞の係り方一つで意味は違ってくる。誤解のない文意にするためには,どこに置くのがいいか,そこまで真剣に考えなければならない。そのくらいの気概が欲しい。鉛筆でその問いをつくると,消したり書いたり,加えたりといろいろな作業ができる。パソコンで打ち込めば案外,そうした作業は楽なように感じるが,しかし,逆に打ち込めばできたという感覚に陥り,なにかスーッと流れていくような気がしてならない。それが大学入試のミスの多さの一つにつながっているのかなとも思う。
新採の先生の話を昨日書いたが,新採の先生には,是非とも自分の教科の全国の公立高等学校の入試問題集をじっくり見て欲しいと言っている。実技の先生には,それに代わる実技系の大学入試問題集でもいい,どんな問い方や問題の配列,選択肢の長さ等,そこからはいろいろと見えてくるものがある。