秋の田の・・・・・・
- 公開日
- 2010/01/29
- 更新日
- 2010/01/29
校長室から
昨日,1年生は百人一首大会を行った。これは,冬休みを利用して,百人一首を覚え,その成果を試すものだが,古典の学習の入門もとして,楽しめるものでもある。学級対抗形式で行われた。また,個人賞も出ていたようだ。出張の合間にちらっと覗いただけであったが,寒さを吹き飛ばす熱気あふれるものであった。
『百人一首』と呼んでいるが,通常は,『小倉百人一首』を指す。藤原定家(さだいえ)の編んだ歌集だが,定家は普通には「ていか」と音読し,『百人一首』の歌の作者として読むときも「ていか」と読む。京都,嵐山の小倉山荘の障子に張った百枚の色紙に,定家がかいていたので,「小倉」という地名が冠としてついたのである。
この『百人一首』は,百人の歌人から一首ずつ、合計百首の歌を集めたという意味で,多くの人々の韻文などを集めて編纂した詩歌集を詞華集(アンソロジー)という。ゆえに,この『百人一首』もアンソロジーである。しかも『百人一首』は「ひゃくにんいっしゅ」とは読まず,「ひゃくにんしゅ」と読むことが昔からの約束事となっている。このような読み方の約束を「読みぐせ」というのである。