辛抱
- 公開日
- 2009/11/19
- 更新日
- 2009/11/19
校長室から
昨日,道徳の校内授業研修会を行った。来年度を睨んでの研修会であったが,本校の先生方は,道徳に対しても真摯に取り組んでくださっている。
本校の発表は,学級経営に根ざした道徳教育を進めるものだが,わたしの思いは,道徳教育を行うことで,学級がよりよくなることを狙っている。生徒の実態に合わせて,何がクラスに足らないかを,何を考えさせることでクラスがよりよくなるかを第一義に進めるものである。だから,担任の学級経営方針とクラス観,生徒観が何より大切になってくる。よく観察する力,洞察力が必要となってくるのである。そして,生徒に対しては,内面化に迫る道徳教育を進めるのである。ゆえに,道徳的な価値がどうこうより,議論に耐え得る資料が必要なのだ。意見が活発に出し合えるものが大切なのだ。お互いの議論をする中で,他者の意見から学び取り,自分の内面の価値を入れ替えていく,組み替えていくことを狙っている。ゆえに,指導者は多く語っては行けないし,生徒の意見の裁き役に徹しなければならない。指導者が言いたいことを言わず,つまり,自分の価値を押し付けず,どれだけ辛抱できるかである。指導者はしゃべりたくてしゃべりたくてムズムズすると思うが,それに耐えることができるかどうかが鍵である。